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補聴器談義

コロナ禍が明けて久しぶりに親戚一同が集まった。

何年ぶりかの再会は大いにいろんな話しに花が咲いた。

その中で、私を含め兄弟全て補聴器持ち。

耳鳴りがすごくて高い音は聞き取れないという症状も全く同じ。

仕事を引退してる身ならまだいいが、仕事をしてると少なからず支障をきたす。

それが本当に嫌になってくるのだ。

加えてコロナ禍のマスクは本当に声が聞き取りにくく、難聴あるあるで異様に盛り上がった。

電話の声、こもった声。

「えっ⁉️」「えっ⁉️」

と聞き直しても聞き取れない。

本当に難儀だ。

こうなると本当に聞こえる耳が欲しいと思う。

補聴器も安い物だと本当に話しにならない。

5~60万する。高い物だと100万。
それがまた5~6年すると機能が衰えてくるので買い換える必要がある。

保険は適用外。

そんな、、、

という話しに皆が共感するので、大いにお酒も進む。

使ってる補聴器が全然ダメで買い換えたいというおばちゃんには、ご丁寧にああしてもらった方がいい、こうしてもらった方がいい。
ちゃんとしたところで買った方がいいよ!

などなど手厚い助言。

そんなこんなで盛り上がったが、聞こえるのが一番。

補聴器に頼ったところで思うように聞き取れるかと言えばそうでもない。

どうしようもないが、もうこれに生涯付き合っていくしかない。


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