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変性意識状態について:私たちの日常に潜む不思議な意識の世界

皆さん、こんにちは。今日は「変性意識状態」というトピックについて掘り下げてみたいと思います。実は、この状態は私たちの日常生活に深く関わっているんです。では、早速見ていきましょう。

変性意識状態とは?

変性意識状態(Altered States of Consciousness)。難しそうな言葉ですが、実はとてもシンプルな概念です。簡単に言えば、物理的な現実世界ではなく、映画や小説といった仮想世界により強い臨場感を感じている状態のことを指します。

例えば、こんな質問をしてみましょう。

「昨日の晩ごはん、何を食べましたか?」


少し考えてみましたか?実は、この質問に答えるために記憶を探った時点で、あなたはもう変性意識状態に入っていたのです。驚きましたか?

日常に潜む変性意識状態

実は、この世界は変性意識状態にあふれています。例えば:

  1. お金が大切だという考え

  2. 国や宗教の概念

  3. スポーツやゲームが作り出す世界

これらはすべて、ある種の「仮想世界」です。現代人は常に何らかの仮想世界に臨場感を感じており、言わば変性意識状態に浸っているのです。

変性意識状態の多様性

変性意識状態は様々な形で現れます:

  • 映画を見ているとき

  • 夢の中

  • 催眠状態

  • 宗教的な神秘体験

特に強い変性意識状態は「トランス」と呼ばれることもあります。

個人的には「意識変性状態」という言い方のほうがしっくりくるのですが、「変性意識状態」が学術的な用語として定着しているので、ここではそちらを使用しています。

変性意識状態の生成

興味深いことに、変性意識状態は以下のような方法で容易に生成されます:

  • 催眠

  • 薬物

  • 過呼吸

  • 睡眠剥奪

  • 長時間の集中

  • 単調な運動

  • 瞑想や長時間の念仏

例えば、瞑想中に光や仏を見る経験は、変性意識下での幻視であると考えられています。

変性意識状態の重要性

では、なぜ変性意識状態について理解することが重要なのでしょうか?

  1. 自覚の重要性:自分が置かれている変性意識状態を自覚できることが大切です。

  2. 洗脳への対策:洗脳は、カルトなどの洗脳者によって築き上げられた仮想世界に長期間臨場感を感じている状態と言えます。

  3. 日常生活への影響:私たちは知らず知らずのうちに、様々な仮想世界の影響を受けています。

まとめ

変性意識状態は、私たちの日常生活に深く根ざした現象です。この概念を理解することで、自分自身の意識や周囲の世界をより客観的に見つめることができるでしょう。

ぜひ、これからの生活の中で変性意識状態という概念を意識してみてください。新たな発見があるかもしれません。

参考文献

『洗脳護身術』 著者 苫米地英人


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