たった1人の小さな女の子
2日前の試合もメンバー外だった。
納得いかんとか腹立つとか、そんな感情は今はあんまりありません。
むしろ、納得してます。
とかは今日は置いといて。
試合の翌日、男子の試合を観に行った私に、声をかけてくれた人がいた。
「サツ選手!昨日試合で車に書いたメッセージって見てくれましたか?!^_^」
「??」
(「わたし?」)
「メッセージとか送りたいんですけど、どうすれば届きますか??」
(「ん?わたしに?」)
「4月のサッカー教室からずっとこの子がさっちゃんさっちゃんって言ってて!!手紙とか送りたいんですけど🥺」
びっくりしすぎて、人違いじゃないかと思った。
ベンチ外の選手。
声なんてかけられることまあないし、仲良くしてもらっているチームメイトのチームの看板みたいな先輩と一緒にいると、その人がよく声をかけられて、話をする。写真をお願いされる。まじ映りたくないな、2人がいいやん絶対って思いながら、笑って写る。
そんな選手のことを、好きでいてくれる人がいて、もっと華のある選手がいる中で、自分の応援をしてくれる人がいた。
小さい頃、自分も憧れの選手がいたように。
めちゃくちゃ嬉しくて、
「あー、自分ってそういえばサッカー選手やったんや」
「あの子のために頑張らないと」って自然と思った。
試合に出てた選手が両隣とかに居たのに、あの子の眼差しは自分だった。
家族でも知り合いでもない、自分の中身を知らない人が、自分を応援してくれることってこんなに嬉しくて幸せなんやって思った。
サッカー選手、頑張ります。
この先何年サッカーするかも、どこでやるかも、どんなけの選手になるかも分からんけど、どうなっても、一昨日のあの瞬間、あの子のことは忘れへんなぁ。
ありがとう!小さな女の子。
#日記 #応援#感謝#サッカー選手
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