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こんなに楽しい遊びがあったなんて

あまり誰かにプレゼントを渡すことがなかった。親友と毎年お互いの誕生日に、プレゼントするぐらいのレベル。


夫にもつき合ってるときから、プレゼントらしいプレゼントを渡した記憶がない。夫からもらうことはよくあるが。


どちらかというと、何をあげたらいいかわからないし、選ぶのも面倒だと思っていたから。


でもあるとき、お世話になった人にプレゼントを渡したいなとふと思い、夫に相談した。


いつもどうやってプレゼントを考えるの?と。


夫がプレゼントを選ぶときに大切にしていることは、まず情報収集だという。


プレゼントしたい相手の好みを、それとない会話からリサーチするという高度なテクニック。


難しいよ…というわたしに、大丈夫だよといろいろアドバイスをもらい実行してみた。


数日たって、プレゼントしたい人の会話の中に、好みのヒントが隠されてることに気づいたのだ。


おっしゃーーー!!
キターーー!!!


情報収集したことを夫に話、こういうプレゼントにしたいんだけどどう思う?と相談。


おぉ、いいじゃん!とゴーサインが出たので、ブツを探しにあちこち行って、最高のプレゼントに仕上げられたときのよろこびと達成感。


もうね、情報収集から、探すのから、プレゼントに仕上げるまでめっちゃ楽しくて。


プレゼントを渡すときも、よろこんでくれるかな?とドキドキしながらも楽しみで仕方ない。


もらうのもうれしいかもしれないけど、思った以上の反応をもらえて、わたしまでとてつもなくよろこびで満たされる。


プレゼントってなんて楽しいんだ。わたしはいままで、こんな楽しみを知らずにいたのかと後悔すら覚えた。


それを機に、夫にもプレゼントしたい欲が出て、リサーチしてるときからもう楽しくて仕方ないのだ。


はじめてまともに夫にプレゼントしたよろこびは、いままでに味わったことのない気持ちだった。


お返しがほしいわけではない。というか、相手によろこんでもらえることで、それ以上の最高のお返しをもらっているのだ。


わたしにとってのプレゼントって、自己満足にすぎないのかもしれない。


でもやっぱりプレゼントをするって、こんなにも楽しいことだったんだ。なぜいままで、こんな楽しいことを知ろうとしなかったのか悔やまれる。


がしかし、次は誰に何をプレゼントしようかと考えるだけで、わたし自身がよろこんでいるのだ。


こんなに楽しいあそびがあったなんて。


そろそろ母の日。もうすでにプレゼント作戦に入っている。


100日チャレンジDay82クリア!

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