龍雲がはこんでくれた幸運
飛行機が通ったあとにできる、飛行機雲。
それがユラユラ風に吹かれるまま形を変えていったのだろうか。
龍雲を目にしたのだ。
龍雲ってめっちゃいいことが起こる前兆だったりサインだったり、とにかく見ると縁起がいいと聞いたことがある。
わたしたちの見た龍雲のでかさに自分でもびっくり。
「龍雲を見たらいいことが起こるよ」というと、子どもたちは大興奮だったのだ。
「ママー、あの龍雲ってすごくシッポが長くて、どこまでもつづいてるよ~。めっちゃカッコいい!!」
龍雲を見たらどんないいことが起こるのか気になったわたしは、Google先生にぜひとも教えていただきたいと懇願してみたのである。
こりゃ楽しみだ!!と思っていたら、
「ママーもう " いいこと " があったよーーーー」
龍雲を見たあと近所にあそびに行った子どもたちは、興奮気味で家に帰ってくるやいなや、そうまくしたてる。
「え、もう!?」
すごい。子どもは無邪気だからか?
「何があったの?」
「新しいお友だちができて、その子と一緒にあそんでめっちゃたのしかった~」満面の笑みを浮かべた子どもたちがいった。
さすが子どもである。
わたしからすると大騒ぎするほどのことではないが、子どもはそんな些細なできごとすら " いいこと " としてとらえられるのだ。なんと素晴らしい感性なのだろう。
どんなに小さくても些細なできごとだったとしても " いいこと " にしてしまえば、それはその人にとって " いいこと " でしかないのだ。
子どもってマジ天才!!
「いいこと」や「ある」にフォーカスする。
そんな基本的なことを思い出せてもらえたこのできごとこそ、わたしにとっては大きな「いいこと」だ。
いまもこうしてnoteを書けている。これだって大きな幸運じゃないか。
当たり前だと思うことを、当たり前のようにできること。それは当たり前などではなく、奇跡のような幸運だ。
それを気づけたことに感謝したい。