まだ関係ないと思っていた敬老の日
そろそろ、秋の気配が感じられるところも出てきてるのかもしれない。
沖縄では味わうことのできない季節。夏と冬しかないと思っている。
まだまだ暑いそんな9月。長女から、わたしと夫とお孫っちのスリーショットはあるかと聞かれ、ないと即答した。
理由は「敬老の日」だから、である。
んんん?ケイロウのヒ?それってナーニ?
敬老って敬うわけでそ?老を。ワタシニハ、カンケイナイネ。となぜかカタコトっぽくなる。
保育園に通いはじめたお孫っち。保育園で敬老の日のプレゼントに使うからという理由で、長女とお孫っちがスリーショットを撮るためにやってきた。
最近毎週やってくる二人。なにかと理由をつけて週末やってくるのだが、今回は理由が理由だけに気が乗らない。
そうだよね。お孫がいるのだから、わたしたちはおじいちゃんとおばあちゃんなんだよね。
頭ではわかっているのだが、気持ちがついてこない。きっとこれから先も、わたしはおばあちゃんという意識を持つことに抵抗していくのだろう。
とはいえ今日のミッションは遂行せねばならぬ。
めんどくさいが髪をセットし化粧で顔をある程度つくらなければ撮影は許されない。
100枚ほど長女が撮影し、その中から三枚の写真を厳選する。いかに、
「え、おばあちゃんですか?」といわすかの勝負だ。それはわたしだけじゃない。
長女の旦那さんのおかあさんもそうだ。同年代だが、いかにおばあちゃん感を出さないかが重要事項。向こうも何回も撮り直したらしい。気持ちはよくわかる。
わたしにはまだ関係ないと思っていたし、まだ自分の子どもたちの作品が増える中、これから毎年、こういうお孫っちからの作品も増えていくのだろう。
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