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歴史を記憶する

リーマンショック、コロナショックみたいな局面では、FRBが景気対策で利下げをするから株暴落時には債券価格は上がり、その後に金利が安くなるから株が上がる。

そんな感じでこのシチュエーションでは株、債券50%の伝統的なポートフォリオのディフェンスは役に立っていました。

そしてコロナショックからの戦争でアメリカがインフレになり、インフレ率が8%に達してインフレを冷やす為に急ピッチで利上げした流れはある意味で歴史的な瞬間でした。

インフレ抑制の為にFRBが急ピッチで0.25%づつ利上げをしたケースでは金利が上がってグロース株が暴落して債券も暴落しました。つまり株安&債券の同時安です。

(基礎知識→利上げ=債券下がる 利下げ=債券上がる)

インフレ率が8%とか高くて金利が2%から5%オーバーまで0.25%づつ急ピッチで利上げする局面では債券は株式の保険にはならなかった訳です。

この局面では戦争もあり石油会社の株価が高騰していました。ハイテク、債券をアンダーウェートしてエネルギーセクターへの投資が正解だった訳です。

これから日本は世界に遅れてインフレで利上げしていく未来が見えます。

つまり日本国債は下がって金利はあがり銀行、不動産とかインフレ恩恵の銘柄はあがり、PERが高いグロース銘柄は暴落するリスクが有ります。

そんなことをつらつら考えてます



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