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公正中立

要介護認定って、1分間タイムスタディデータっていうデータをもとに、1日あたり介護を要する基準時間ってのをざっくり出して、判定に使っているのだけれど。
日本の文化圏にいる我々が最低限の生活をするのに必要な援助、ていう意味では、これって案外正しかったりする。
だから施設介護はわりとシステマちっくに、これベースに組立てたら援助量は過不足ない。例外はあれど、基本はAIプランで事足りるんでないかなー。

在宅介護では、必要な援助の中で、サービスでまかなうものと家族等でまかなうものがあり。家ルールあり。サービス提供には訪問に要する移動時間が発生するもんで、なかなかデータのとおりにいかない。
効率化できるとこもたくさんあるのだろうけど、世間様の生活のあり方みたいなのの認識の変化待ち。

人手不足解消につながるかわからんけど生活援助と自費サービスっていつもゴチャるから、全部自費にしたら多少すっきりはするかなと思う。
ヘルパーさんにご飯作ってもらって掃除してもらってる人のプラン作ってる私のご飯がいつも宅配弁当で家ゴミだらけって、なんか歪んでる気がするの。

AIプランて、最初ことばをきいたときには抵抗感ゼロではなかった。
でも考えたら。
介護度が出ると月で使える単位数が決まり、何のサービスを使うか、内訳はケアマネ次第なわけだけれど、そもそも判定するときに、○○に必要な時間ってことで基準時間出てるのだから、基本はAIが正解なんだろうなぁ。
ベースがそれで、○○は家族が〜とか、ニーズによってこまかいとこの調整する。
あー、これがシンプルだ。

ケアマネの質というより、認定調査の質。公正中立な質。

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