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親知らずを抜いた話。

昨日、親知らずを抜いた。
真っ直ぐ生えてきているが、歯茎が邪魔して炎症を起こしていた。
扁桃腺も腫れ、固形物を飲み込むのはおろか水分も飲むのも痛くとても大変だったが、今は水分は問題なく飲めるし固形物も柔らかければ食べる。
ご飯が食べれることが当たり前じゃなく幸せなことだと学べた。

親知らずを抜いてくれた先生が面白かったため、少しやりとりを書きたいと思います。

先生のプロフィール
年齢 60半ばくらい
性格 ひょうきんもの
抜歯の腕前 120点(100点中)

僕:麻酔は効きますか?
先生:それはわかりません。笑笑
僕:痛いですよね?
先生:もう黙ってなさい!笑笑
歯科助手:麻酔打ちますね。ちょっとチックとします。
僕:麻酔の注射でもう痛いです。
先生:効いてる証拠やから心配しないでね〜
   それでは抜きますね。痛い時は、左手もあげてください。
僕:常に左手を上げる。
先生:ほんとに痛い時だけよ笑
僕:冷静になると全然痛くない。先生、全然痛くないです。
先生:そうやろ〜、それにしてもこの歯は全然抜けん!
歯科助手:抜けないですね。ちょっとイズミさん歯をぐりぐりしますね。
僕:わかりました。泣
先生:痛いときに泣きそうな顔してよ、やりにくいが笑
僕:真顔でわかりました。
先生:目を開けてご覧、早く!
僕:パッと目を見開く

目の前に歯があった。
あっという間だった。
そこから先生は、鼻歌を歌いながら糸で歯茎を縫っていた。
ほんと面白かった!
自分のペースで的確に作業を行う。これこそプロだと思った。

歯科助手:イズミさんと先生のやりとりが今週で一番面白かった。

僕自身、嫌な気持ちにはならなかった。
笑ってもらえてなんなら嬉しい。僕ってMなんかな?

歯科助手:来週きてくださいね。糸を抜くので。
先生:あんたのために仕方なく仕事きてあげるよ。笑
僕:ありがとうございす。また来ます!

患者として行ったが、普通の人ならこのやりとり嫌な気持ちになるのかな?
僕が感覚が人と違うかもしれないが、楽しかった。
病院に行って初めて楽しいと思った。

僕も先生みたいに自分のペースで生きていきたいと思った。

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