拝啓十五の君へ
15歳のあなたは元気ですか。
2○歳の私は元気ではありません。
まず、今のあなたは受験勉強を頑張っているかと思います。
なんとか第1志望の高校に入れるように一生懸命勉強してたこと、今でも覚えてます。
ちょうど嵐にハマった時期で、
『サクラ咲ケ』を聴きながら毎日頑張っているよね。
大丈夫。志望校に入れます。
次に進路のことです。
あなたは今、保育士とか幼稚園の先生とかを夢にあげてるけど、いまいちしっくり来ていないんだよね。
そのもやもやは、高校に入って解決します。
高校2年生の時、私は福祉の世界を知ります。
そこから福祉にのめり込んで。福祉を勉強したいから、福祉学部のある大学に行きたいと考えるようになります。
そして今、福祉の現場で働いています。
毎日毎日大変だけど、
私は頑張っています。
最後に家族のこと。
中学の時も家には居づらかったけど、
今は更に居づらいです。
悲しいことに、社会人になったあなたは、精神疾患を患います。うつ病とパニック障害です。
定期的に動悸や発作が起きます。
死のうとしたこともあります。
精神科に入院したこともあります。
今のあなたには考えられないでしょう。
退院後、私はそれまでやっていたひとり暮らしを辞めて実家に戻ります。
実家から仕事に行っています。
家族は病気に対しての理解がありません。
「甘えてるだけ。」
「もっと働ける。」
「それ病気とか関係ないから。」
って平気で言ってくる人達です。
家族に何か言われる度に、
動悸が起きそうになります。
発作を起こした時は、お母さんに、
「また変になった。面倒くさい。」
と言われます。
しんどいです。
こんな家早く出たいと思っています。
ここで朗報です。
そんな私ですが、2つの居場所が出来ました。
1つ目は、現実世界。
彼氏の存在です。
私の病気を知ってて付き合ってくれます。
話を聞いてくれたり、色々調べてくれたり、優しいです。
甘えすぎはよくないけど、沢山頼れる存在です。
2つ目は、SNS。
この病気と向き合う為に、TwitterやInstagram、noteを始めました。
沢山の仲間がお互いに励ましあって、
褒めあって、
頑張って生きています。
居場所があるから生きていけます。
しんどいことばかりだけど、
優しい人は沢山います。
支えてくれる人がいます。
だから、無理せずに生きていきたいと思ってます。
2○歳の私より。
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