愛が欲しかった

動画を切り取って拡大したから超粗いけど
昨日は小2の息子の運動会だった。


本人予告どおりゴールテープを切った。
学校ではリレー自体がなかったけど
先週と来週の運動会ではリレーにも出る。

うちの遺伝的に、足の速さは覚醒くん!




にしてもさー…学校の運動会って
保護者がみな静かすぎて、
気にせず我が子に大声援を送る私…浮きすぎて

帰って動画を見返したら
走り終わった他の子たちが
待機場所でめっちゃ振り返ってこっち見てた😅



私は親にもっと味方になって欲しかった。
友だちのおうちは皆、
何かと親が我が子の味方に見えた。

一度、上の子出産直前に
「このままじゃ私子ども産めない!」と思って
両親と対峙したことがある。

「もっと味方になって欲しかった」
「もっと可愛い可愛いってして欲しかった」
「でもお父さんもお母さんも
 私には愛じゃなくて厳しさしかくれなかった」
って。

大喧嘩になった。

両親は「否定された」って思ったんだよね。
今思えば両親だって
わからないながら一生懸命やってきて…



2人とも京都出身。
見知らぬ横浜の地で
誰にも頼れず、今みたいに情報やコミュニティが
簡単に得られるわけでもなく

しかも今と違って
時代的にも若いときに生まれた子。

未熟な2人が懸命にやってきたんだよね。

それを30年以上経って
全否定された気分になったのは
ほんと申し訳なかったなって思う。



でもね、その後落ち着いて話せて
弱さを見せたことのない父が
本音で話してくれた。

「本当は可愛い可愛いってしてあげたかった。
 でも、関西と関東の違いで、関東の人って
 あんまり自分の内側をあまり見せないんだよ。

 お父さんたちもいつのまにか
 その癖がついてしまって
 気持ちを表さない方になってしまっていた。

 だから子どもに可愛い可愛いってしたくても
 どうしていいかわからなかったんだ。
 本当ごめんな。」って。



あー…
この話ができたのはもう8年も前なのに
今思い返して書いててまた泣くわ。



こう親と本音で話せたから
この話はもう私の中で完了しているし
責める気持ちも1ミリもない。

親が弱さを見せてくれたことで
それまでどこか
親を神化して見ていたところがあったけど

親も人間なんだと
私の中で人間として尊重できるようになった。



こういう経緯で
親は私にできなかったけど

私はして欲しかったことを
周り気にせず子どもにやってあげたい。

周りが声出さなくても
私は我が子たちに
愛と大声援をこれからも送り続けるつもり🩷

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