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SING/シング: ネクストステージ


2022年3月 日本公開


最近なかなか映画を見る時間や気力が無くてもやもやしてましたが、3月16日に土曜プレミアアムで偶然TVでSING2が放送してるのを発見👀
疲れも忘れて真剣に見入ってしまいました。



ストーリー  ( )→日本語吹替キャスト 敬称略

バスター・ムーン(内村光良)が経営する劇場「ニュー・ムーン・シアター」は、前作の出来事もあり連日満席となり、活気に満ちあふれていた。
だがムーンには、世界的に有名で、華やかできらびやかなエンターテイメントの聖地であるレッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで新たなショーを披露するという大きな夢があった。

ある日の公演に、レッド・ショア・シティの大企業「クリスタル・エンターテイメント」の社長秘書のスーキー(井上麻里奈)が現れる。
公演は大盛況だったが、スーキーは途中で帰ってしまう。
ムーンは彼女を追いかけ何が駄目だったのか聞くものの、「一流の場では通用しない」と一瞥されてしまう。
クリスタル・タワー・シアターで新たなショーを披露するという大きな夢を抱いていたムーンは諦めきれずに、スーキーを追いかけます。


SING1を見てからだいぶ時間が経っていたので、キャラクターなどうろ覚え…😅
日本語吹き替えのキャストが豪華だったことは何となく覚えていたくらいでした。


夢を達成するため、劇団員のロジータ(坂本真綾)ジョニー(大橋卓弥)ミーナ(MISIA)グンター(斎藤司)と、彼らの元から一旦離れてソロで音楽活動をしていたアッシュ(長澤まさみ)を連れてレッド・ショア・シティの大企業「クリスタル・エンターテイメント」に訪れ、従業員に扮して経営者であるジミー・クリスタル(大塚明夫)のオーディションに飛び込みで参加したが、「ありきたりだ」と否定されあえなく落選。そこで、グンタージミーの気を引くため、隠遁している伝説のロック歌手クレイ・キャロウェイ(稲葉浩志)を出演させるという、突発的なアイデアを提案した。


レッド・ショア・シティ行きのバスに乗る直前、弱気になるメンバーに対して、ロジータが「失うものはない!」と笑顔で颯爽とバスに乗り込む姿はカッコ良かった!!
オーディションシーンでは聞いたことがある曲もあって、色々な動物達が楽しく歌っている様は見ているだけでウキウキしてきて、気付いたらリズムに乗ってる自分がいました😂


クレイは最愛の妻の死をきっかけに十数年間表舞台には出ていませんでした。
クレイの名を聞いたジミーは反応を見せ、彼と知り合いだと言うムーンの嘘を信じたジミークレイの出演を条件に公演を認めます。
ジミーの強大な資金力を元にキャストの仕様やステージ開発を許可されますが、「恥をかかされたらビルの屋上から突き落とす」と脅されます。
ロジータを主演にSFミュージカルに決定し、早速リハーサルを開始します。
しかし、ミーナと恋人役のダリウス(木村昴)は息が合わない、ダンス経験のないジョニーはコーチであるクラウス(山寺宏一)にいびられ、思うように練習が進みません。
更に主演のロジータが高いところから飛び降りるシーンで怖気付いてしまいます。
その時、クレイのファンでありジミーの娘であるポーシャ(アイナ・ジ・エンド)が現れ、あろうことか主演の座を奪ってしまいます。


ダリウスのキャラがクセが強い😆典型的な人の話を聞かないナルシスト。
モテ男みたいなこと言ってるけど、ミーナの名前を何回も間違えるなんて…モテる男のすることだとは思えません😒
でも、中の人が木村昴さんだと思うと笑っちゃって憎めないキャラになってしまいます。


数日後、ムーンの指示で秘書であるクローリー(田中真弓)クレイの家を訪ねますが、ペイントガンで彼女を強制的に追い返します。
その後、クレイの弁護士によってムーンの嘘がジミーにバレてしまい、一週間以内にクレイの出演交渉を成功させなければ、いよいよムーンの命の危機に直面することになってしまう事態に。
窮地に追い込まれたムーンは、アッシュと共にクレイの家へと向かいますが、周囲を囲む高圧電流の柵に触れてしまい意識を失ってしまいます。
目を覚ましたムーンクレイに出演の交渉をしますが、妻が亡くなってからは自分の曲すら聞いたことがない、全ては妻の為だったとムーンの懸命な説得も虚しくその意思は揺らぐことはありませんでした。
仕方なく、アッシュを残しムーンはみんなの元へ戻ります。


クレイの声、渋っ!歌っている時の声しか知らなかったので新鮮でした✨
全ては妻の為にってなかなかできることじゃないですよね。
しかも、もう何年も舞台に立っていないどころか自身の曲すら聞いていないのに、再び大勢の観客の前でパフォーマンスするなんて相当勇気のいることだと思います。


一方、一向にダンスが上達できずにいるジョニーは街で偶然見かけたストリートダンサーのヌーシー(akane)と出会い、ダンスを教えてほしいと頼みます。
ヌーシークラウスの指導が初心者向けではないと、ジョニーにダンスの初歩から教えることで彼はみるみる上達していきました。その様子を見て、納得のいかない顔をしているクラウス
ムーンは、高い歌唱力はあるものの演技力に多少の不安が残るポーシャに主演をロジータに戻せないかと提案しますが、自身が主演の座を降ろされることに大きなショックを受けます。
それはニュースまでになりそれを目にしたジミーは激怒し、ムーンを消すことを部下に命じます。


ジョニー、歌は得意だけどダンスは苦手だったんだね。なんでもマルチにできそうな勝手なイメージを抱いてた😅
クラウスの「苦しんでこそ、人は偉大になれるのだ」というセリフがあるけど、人(SINGの場合は動物になるが)によって当てはまらない人もいるのではと少し疑問に感じた。褒めて伸びるタイプには辛いことでしか無い。かくいう私が、こういうことを言われるとただただしんどいだけで、褒められて更に頑張れる人間だから😑苦しんだ先に結果が得られることもあるってことは経験上でも分かってはいるけど、追い込まれて本領を発揮するタイプではない。むしろ、ジョニーは自主練したり必死に自分なりに一生懸命努力してたと思うけどなぁ。
そんなジョニーをあそこまで上達せたヌーシーもすごい!
ポーシャはパパに甘やかされて育ったのかな?自分に相当自身がある感じ。歌はプロ級。


その頃、クレイの家に残るアッシュは彼の歌を弾き語り、それを聞いたクレイは心動かされ公演の出演を承諾します。
流石のムーンもこのままここにいては本気で命の危機に脅かされると察し、みんなと共に帰ることにします。
そこへクレイが現れ、自分と同じように逃げ続ける人生になるのかと言われます。
ムーンは再び自分自身を奮い立たせ、劇場をジャックし公演を行うことを決断します。

レッド・ショア・シティにやってきた、ロジータの子供達が警備を混乱させ、元マフィアのボスで現在は地元に貢献しているジョニーの父とその仲間達が代わりに警備を行うことに。
父に反発するポーシャも再び仲間になり、クレイの出演を大々的に宣伝し大勢の観客を呼び込みます。
そして、いよいよ幕が上がり公演が始まります。
ジョニーはすっかりダンスも上達し、それを見たクラウスが壇上に乗り込んでくるものの見事打ち勝ちます。
妨害しにやってきたジミーをものともせず、ポーシャは堂々と歌い上げ、ミーナは恋人役のダリウスを、レッド・ショア・シティで出会って一目惚れしたアイスクリーム屋のアルフォンゾだと思い込むことで見事にデュエットを成功させます。


ここでなんと!!BTSの曲が!ARMYの私はテンション爆上がり💜

ジョニーパパ達かっこいい✨ポーシャちゃんはパパに反抗期なのかしら😅
でも、パパはなんだかんだ言いつつも娘が可愛いんだね。
クラウスのなんとも悔しそうな顔を見てニヤニヤしてました。
ジョニーはやればできる子だから!
ミーナの思い込み方式はナイスアイディア👍🏻ちょっとダリウスが不憫に思えなくも無いけど。


ロジータグンターのダンスシーンで再びロジータは高所に怯えてしまい、動けなくなります。
その時、怒り心頭のジミーに突き落とされてしまったムーン
それを見たロジータは彼を助けるために、グンターと共に息の合ったパフォーマンスを披露しつつ救出にも成功。
ムーンを消し去ることに失敗したジミーは次なる行動に出ようとしますが、彼の行動に呆れていたスーキーの手によって閉じ込められてしまいます。

公演のトリとなるのはアッシュクレイ
しかし、クレイは直前になって立ちすくんでしまいます。
アッシュはそんな彼の姿を見ながらも1人舞台に立ち歌いはじめます。
クレイの後ろには亡き妻の姿が…。
ようやく決心して歓声が上がる舞台へと踏み出します。


昔から好きだった坂本真綾さんの歌声はやっぱり、癒やされると共に力強さを感じて勇気が湧いてきます。
一度は諦めた夢も、優しい夫やたくさんの子供達の励ましもあって、時には自信をなくして尻込みすることもあるけど、ここぞという時には逞しくあるロジータも心強い!
アッシュもメンバー内では一番小さいけど物怖じしないところが好きです。


大熱狂の中無事に公演を終え、全員で舞台上に立つと我が物顔でジミーが現れます。
この先もずっと公演を続けていくと声高らかに宣言する彼をよそに、ムーン達一行はその場を去り、スーキーの通報によりジミーは逮捕されます。

新たに、クレイポーシャヌーシーを仲間に迎え帰りのバスに乗る彼らの元にトークショーの司会を務めるリンダ(林原めぐみ)が現れ、彼女の提案で大劇場「マジェスティック劇場」で公演することが決まりました。


途中で改心するかなぁと思っていたジミーですが、最後まで変わらすでした。
あれが彼の魅力なのかもしれません。
娘のポーシャは少しわがままなところもあるけど、ある意味真っ直ぐで自分に素直な女の子。ダリウスと同様、どこか憎めないキャラクター。
ミーナとアルフォンゾの今後の恋の行方も気になるところです🤭 

叶えたい夢はあっても現実と理想の間で悩み、並大抵の努力じゃ勝ち得ないものもあって…だけど、夢に少しでも近づくためにはあれこれ頭で考えるばかりではなく何か行動を起こさないと現状は変えられないということを改めて気付かされた作品でした。
時には勢いも大事かも]กー̀ωー́ )

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