瞑想で〝無〟になれない
7年前から瞑想をしている。
やらない時期もあったけど、7年間通して8割はやっているはず。
瞑想イコール〝無〟になるというイメージがあるが、この7年間、一度も〝無〟になれたことがない。
何度か〝無〟になれそうな時はあった。
しかし、〝無〟になれそうになった刹那、「あ、なんか〝無〟になれそうだ」という邪念が入ってしまい、その瞬間に〝無〟はどっかに消えていく。
何度かあったその時が、これまでに最も〝無〟に近づいた瞬間。
〝無〟になるって真面目に難しい。
どうしたら〝無〟になれるのか。
はたして〝無〟の世界に行くことはできるのだろうか。
いつかは行きたい〝無〟の境地に。
余談だが、瞑想を始めたのは離婚がきっかけ。
当時はめちゃくちゃ心が不安定だったから、〝無〟どころか目を閉じているのさえ苦痛だった。
あんな精神状態で、瞑想なんてやるもんじゃないって、今になって分かる。
それでも、その時は藁にもすがる思いだったから、瞑想をすることで苦しさから逃げれると思っていた。
かえって逆効果だったけど。
今は日々心が穏やかだ。
こういう時の瞑想は効果が絶大。
7年前に苦しみながらも瞑想をやめなかったのは、今この時のためだったのかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?