見出し画像

べんじ酒はじめました

3月20日 春分の日。


〝べんじ酒〟ついにデビュー。


結果としては、最高に至福な時間だった。


行き帰りのバスに揺られながら、歌詞を一つひとつ聴き感じながらの音楽。


駅について、街をゆっくりと歩きながら店を決めるときのワクワクした時間。


一人で店に入るときの緊張感もいい。


店に入ると、マスターと思われるお兄さんと目が会う。


右手の人差し指を、顔の目の前に立てながら「一人です」と、声を出さずに伝えるとマスターは笑顔でカウンターに案内してくれた。


右には若いカップル、左にはちょっとコワモテのお兄さん。その真ん中で青山美智子さんの〝猫のお告げは樹の下で〟を読みながら、そして少しウルウルしながら八海山をチビチビと飲むおじさん。


なんて完璧な構図なんだ。


日本酒をゆっくり飲むことで、酔いもほろほろと回ってくる。


〝ほろ酔い〟


まさにこの言葉が当てはまる。


この酔い方を〝ほろ酔い〟という言葉にした人はとてもセンスある人だったんだろうなと、どうでもいいことを一人で考える。


でも、そんなどうでもいいことを一人で考える時間も至福だったりする。


こんな至福の時間が、これから一週間に一度やってくる。


心豊かに生きられるんだろうなぁ…きっと。






そして、ここからは反省点。


べんじ酒のルールとして、ご飯やラーメンなどの炭水化物のシメは禁止にしていたが初日からラーメン食べてしまった。


めちゃくちゃ意思の弱い自分。


でも言い訳をさせてほしい。


駅前にあったラーメン屋が〝海老豚骨ラーメン〟などという聞いたことのないラーメン屋。


海老〟と〝豚骨〟という言葉に、気持ちが一瞬で持っていかれてしまった。


ラーメン好きの方なら、この気持ち理解してもらえるはず。


だから、これは自分が悪いのではなく、あのラーメン屋が悪い。


と、まぁ、これが昨日の反省点。


次からは、どんなに美味しそうなラーメン屋の前を通り過ぎようと絶対に入らない。


いや、たまには入るかもしれません。




じゃがバター塩辛のせ♪



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?