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人は何歳になっても

「卓球なんて危ないからやめなよ】


「なんでそんなにすぐに忘れるの?」


「俺と妹でやるから、余計なことやらないで」


「すぐに忘れるんだから全部ノートに書いときなよ」


お袋が歳を重ねるごとに増えていく、否定と、説得と、指示の言葉。


そんな言葉を、たった2人しかいない子供に会うたびに言われてしまう。


そんな人生が楽しいはずがない。


自分が自分の子供にそんな事を言われ続けたら幸せか?


そんな毎日が楽しいと言えるのか?


自分ばかり毎日を幸せに、楽しく暮らしたいだなんて、随分と自分勝手な自分だったと気づく。






昨日、昼時に実家に寄った。


ぞうに餅と、納豆餅を作ってくれた。


相変わらず美味い。


大げさに褒めた。


「餅コンクールがあったら優勝まちがいないね」


少しわざとらしい位に褒めた。


「息子からこんなに褒められるなんて、嬉しくて空を飛べそうだよ」


冗談を言いながらも、心から喜ぶお袋。


そうなんだよね。


人は何歳になっても褒められたり、誰かの役に立ってるということを認めてもらえれば嬉しいんだ。


否定されたり、指示ばかりされたら、人は傷つくし、気持ちは落ち込んでいく。


何で今まで自分に置き換えれなかったんだろう。


母親に対して本当に申し訳ないと思った。


11月の習慣目標は「母親を怒らない」だった。


これを一部訂正しよう。


これからの習慣目標は「母親の良い所を褒め続ける」にします。



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