支援級在籍中の支援内容

小学1年生から支援級に在籍しました。息子の「担任」は支援級の先生です。この辺りの理解がなかなか最初は慣れませんでした。最初は学校で何かあると、1年◯組の学級担任に相談しようとしてしまったのですが、息子の担任は支援級の先生という事でした。

朝は支援級に顔を出してから、普通クラスの朝の会などに出席。授業が国語と算数の時は支援級で授業を受ける。その他の教科は全て交流学級である普通クラスの方で基本は受ける事になっています。
どうしても普通クラスで無理な教科がある時には相談になるみたいでした。
また、体育は交流学級で行うけれども、水泳の授業は特別なのか支援級で行っていました。

息子を通わせている時に相談したのですが「普通クラスでは授業参観があるのに、支援級で授業を見る機会がないのは何故ですか?支援級の参観は、参観というよりレクリエーションに見えます」と伝えました。その結果、私が最初に授業参観をさせてもらう事が出来ました。その後も希望する方には聞いてから行ってくれているようです。

その参観で見た授業は、3人の生徒をそれぞれ壁側の別の場所に座らせて1人の先生が別々に教えていくというやり方でした。塾の個別指導みたいな感じで教えてくれていました。
うちの子は、苦手教科である国語を丁寧に個人授業で教えてもらえていたのはよかったと思います。相手の気持ちが分からないから、感想とか全然書けない子です。
「主人公の気持ちとか本人じゃないと分かるわけない」とか言う。
ただ、個別指導では他の子の意見も聞くという場が減ってしまうので、やはりいつかは普通クラスに変わって欲しいと思っていました。

また、ADHDの特性により物をよく失くしました。赤白帽子なんて6個目。あんなのどうやって失くすのか教えて欲しい。運動会前に立て続けに2回失くした時には私もキレました。
支援級だと失くすのは想定内という事でそれに補助が出ました。鉛筆にも消しゴムも、購入したレシートを提出し、何割かが戻ってくるという形でした。

何より人付き合いの苦手な息子の居場所があることがよかったと思っています。

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