ホロライブ所属の鷹嶺ルイのATM発言は何が問題なのか
今回は鷹嶺ルイの雀荘案件配信内でのATM発言について、個人的な意見や不可解な点をまとめてみました。note初執筆かつスマホで執筆してるので至らない点があるかもしれませんがご了承ください。
1.事の発端
事の発端は雀荘ホロくらぶ杯での鷹嶺ルイ視点(下記の動画)での時間指定 1:12:30 でのこの会話
宝鐘マリン「なんかCPUがATMって言われてるよ。コメ欄で、ATM君」
鷹嶺ルイ「なんだろうあれ、ホロリスかなあ。あはは」
兎田ぺこら「かもしれねえ」
という一連の会話の流れである。
2.この一連の会話の何が問題なのか
この一連の会話の何が問題で炎上しているのか、わからない人もいるだろう。なのでこの一連の会話をさらに深掘りしていく。
(ルイ姉はATM=ホロリスとは言ってないから〜という意見については後ほど述べるのでここでは一旦鷹嶺ルイはホロリス=ATMとしたという前提で進める)
2-1.一連の会話でのATMの定義
まずATMという物体の性質を考える。ATMとはWikipediaによると
現金自動預払機(げんきんじどうあずけばらいき、英英:automatic teller machine、イギリス英語では普通cash machineと呼ぶ)は、銀行などの金融機関(など)で、現金の入金(預け入れ)や支払い(引き出し)、通帳の記帳、残高照会などの窓口業務を、顧客の操作によって自動的に処理する機械装置。略称はATM(エーティーエム )
要するにお金のやり取りをする物体がATMである。これを踏まえて一連の会話でのATMの定義について述べていく。
そもそもなぜATMという言葉が発生したのか。それは宝鐘マリンのリスナーがCPUが大神ミオに麻雀の点数を取られていく様子がATMからお金を引き出す様子と酷似していることからCPUをATMに例えたことが発端である。そしてこの大神ミオがCPUから点数を引き出すという一連の流れにATMの「取引に使われる物(麻雀での点数、ATMではお金)を預ける」という動作、意味は介入してこない。つまりあの場でのATMの定義は「ただお金を吐き出すだけの存在」である。
そんなの勝手に決めるな!と言われるかもしれないがどっちにしろATMはお金を預けてお金を引き出すという物でしかないのである。それは避けられない事実であって変えられようがない物である。そうである以上ATMという言葉の中に「金を吐き出す機構」という要素は含まれていることになる。
2-2ホロライブのリスナーをATMに例える事の何が問題なのか
ホロライブリスナー=ATMというのは何が悪いのか。
まずホロライブリスナーとATMがイコールであるならばホロライブリスナーという単語の意味にATMという単語の意味が介入することになる。あの場でのATMの定義は「金を吐き出すだけの存在」であるので、ATM=ホロライブリスナーであればホロライブリスナー=金を吐き出すだけの存在となる。
上記のことは何が問題なのか。冷静に考えて顧客をお金をくれる存在でしかみないという行為は配信者というか人としてもよくない行為だとではないか?定食屋に入りそこの店主が「ATM、いらっしゃいませ〜」と言われたら嫌な気分になるだろう。総理大臣が「国民はATMです」と言ったら大問題であろう。また金くれる云々を除いてもそもそもリスナーとの関係をお金でしか見てないこと自体があり得ないことだと思う。
3.鷹嶺ルイはホロライブリスナー=ATMと言ったのか
前提として扱っていた「鷹嶺ルイはホロライブリスナーをATM」という定義は本当に正しいのか。
この問題が一番意見が分かれるところである。その点についても述べていく。
3-1.本人の言い分を考慮しない場合
12月19日の12時の配信にて、自分のATM発言について鷹嶺ルイは釈明を行った。(下記の動画)一旦これを考慮せずに述べていく。(後にこの発言を踏まえたものは後述する。)
ではもう一度会話の流れをおさらいする。
宝鐘マリン「なんかCPUがATMって言われてるよ。コメ欄で、ATM君」
鷹嶺ルイ「なんだろうあれ、ホロリスかなあ。あはは」
兎田ぺこら「かもしれねえ」
この宝鐘マリンの発言で宝鐘マリンは何を他の二人に共有したいのか。もちろんそれはCPUがATMと言われているということだが、この文章で一番重要な物はどれか。宝鐘マリンの発言から一つずつ単語を抜き取り探していく。
①「なんかATMって言われてるよ。」
②「なんかCPUが言われてるよ。」
③「なんか言われてるよ。」
④「なんかCPUがATM。」
上記の4つの文章を「CPUがATMと言われている」度合いによって順番分けしていく。すると
③<②<①≦④
となるだろう。
まず③は主語も目的語もないので一番わかりづらいだろう。
②は一見わかりやすそうに見えるが目的語がなく、さらにこの会話においてそこに当てはまりうる目的語は限りなく多い。CPUをATMと呼ばずとも、たくさん点数(お金)を失っているから借金王、みんなに点数を配ってるからサンタさん、お年玉のように点数をくれるからおじいちゃんおばあちゃんetc…となんでも目的語に持ってこれる。
①はATMとい目的語があるが主語はない。しかしこの会話における主語はかなり限られている。この配信内での登場人物は限られているからだ。通話をしている3人、試合をしてる卓の人、解説をしている人。③の目的語がない文章よりCPUがATMということがわかりやすい。
④はCPUとATMの両方が出ているのでCPU=ATMとなりやすいだろう。
つまり何が言いたいのかというとこの一連の会話での一番重要な単語(一番伝えたいこと)はATMであるということだ。
そして次は本題の鷹嶺ルイの「なんだろうあれ、ホロリスかなぁ。あはは」のホロリスはATMなのかCPUなのかについて述べていく。
3-1#1鷹嶺ルイはCPU=ホロリスと発言した説について
そもそも鷹嶺ルイはCPU=ホロリスと発言したという論調は不可解なところがある。宝鐘マリンの発言はCPUをATMと定義する物。「CPU」を「ATM」と定義したという順番が大事である。そして鷹嶺ルイがCPU=ホロリスと発言したという主張が正しいとするなら、なぜまたCPUの再定義をしたのか。この一連の会話でCPU=ATMという結論が出ているのになぜ急に(CPUという主語も言わずに)CPU=ホロリスというアンチテーゼを出したのか。なぜ急にATMという話題を無かったことにしたのか。このようないくつもの疑問が浮かび上がる。これだけの疑問が上がる時点でCPU=ホロリス説はあまりにも信憑性がない。さらにCPUが点を振り込んでくれるという話題は配信内での既に出ている。そこでCPU=ホロリスという理論が出てこなかった時点でCPU=ホロリス説はかなり疑わしい物である。仮にCPU=ホロリスだとしても宝鐘マリンがCPU=ATMという話題を出し鷹嶺ルイも兎田ぺこらもこの意見を否定していないのでCPU=ATM=ホロリスという構図ができてしまう。三段論法で言えば「CPUはATM。CPUはホロリス。よってATMはホロリス。」となる。
3-1#2鷹嶺ルイはATM=ホロリスと発言した説について
これについては自然と読んだらこうなるという他ないが一応述べていく。
宝鐘マリンはCPU=ATMと定義した。そして話のメインはATMとなったので、ここで鷹嶺ルイが主語を明確に表現しない場合、唐突にATM以外の話題を話すのはとても不可解なことである。上記のCPU=ホロリスとする場合の意見も踏まえてやはり鷹嶺ルイはATM=ホロリスとしたという説の方が信憑性がある。
3-2.本人の言い分を考慮した場合
説明した通り鷹嶺ルイはATM発言の翌日である12月19日に釈明をする配信を行った。
この配信内では「ATMっていう話は、その話は私は終わっていた。」「CPUが上がり牌を忖度して渡しているように見えたからホロリスに例えた。」「タイミングで勘違いさせてしまった。」「私はそういう意図がない。」と発言している。ホロライブのリスナーはそれ了承しているが果たしてこの主張は信用できる物なのか。
本人が言ってるから正しいだろ!という輩がいるかもしれない。本人がそう主張しているからそれが正しいというのはあまりにも早計だ。なぜなら鷹嶺ルイはそう信じてもらえれば得れる利益があるからだ。本人は発言した時本当にATM=ホロライブのリスナーと思っていても釈明配信でそのような意図はないと発言すればホロライブのリスナーの中ではATM≠ホロライブのリスナーとなる。タピオカを知らない人に黒豆を出して「これはタピオカです。」と言ったらその人は黒豆をタピオカだと思うように。そうすればリスナーは「やっぱり違うだな、ルイ姉はいい人だ」となり、鷹嶺ルイはリスナーを失わずにすむ。
発言自体も疑わなければならない。あなたは不祥事を起こした政治家の「記憶にございません」を真実と捉えることができますか?できませんよね。それと鷹嶺ルイの発言は同じです。政治家は記憶に有れば不利益を被るから「記憶にございません」と発言する。鷹嶺ルイもATM=ホロライブのリスナーといえば不利益を被るから「そう意図した発言ではない」という。
誠実なルイ姉が嘘をつくわけがない!という輩もいるかもしれない。しかし人は他人に自分が誠実と見せることが可能である。誠実な子RPをした人が必ずしも本当に誠実な人かどうかはわからない。
つまり何が言いたいのかというと本人の「意図してない」「誤解を与える表現だった」は信用できるものではないということである。
これはホロライブのリスナーが主張するものにも同じことが言える。彼らは鷹嶺ルイを悪い人として扱いたくないため、鷹嶺ルイが有利になるような主張しかしない。ホロライブという色眼鏡をかけて会話しているのだ。そのような第三者視点に立てない人たちの発言を信じることはできますか?
そしてこの世には「洗脳」という言葉がある。なのでホロライブのリスナーの「普通だったら"ホロリスかな"の発言はCPUに向けたものである」「普段ルイ姉の配信を見てたらルイ姉がこんなことは言わないってわかってる」「無理やり燃やされた」「アンチのこじつけで燃やされてる」「自分はATM=ホロリスと思わなかった」という発言も全て高嶺ルイを擁護したいがための第三者性のない非常に自己中心的な発言である疑いが生じる。本人が洗脳されていないと主張しても洗脳された本人は洗脳されていることに気付かないのが難点だ。
4.最後に
鷹嶺ルイの発言もそうだが私は鷹嶺ルイがATM=ホロライブリスナーと言ったのにそれを否定しなかった宝鐘マリンと兎田ぺこらもおそらく同じくATM=ホロライブリスナーと思っているのだろうと私は思う。なぜなら鷹嶺ルイは釈明配信で「私が後から見てもATM=ホロライブリスナーと思えるような発言」と言ってる。本人がそう思うぐらいなのだからあの場では全員ATM=ホロライブリスナーだったのだろう。しかし宝鐘マリンと兎田ぺこらはそれについて否定しなかった。本当に違うと思うのならあそこで否定できていたのにそれをしなかった。つまりATM=ホロライブリスナーという認識に違和感がないのであろう。鷹嶺ルイが冗談で言ったから指摘しなかったという意見もあるが冗談でもリスナーに対して「金を吐き出す物体」の意であるATMを使うのは失礼だと思います。私はホロライブのこういう誠実でないところが問題だと思います。ホロライブのリスナーがリスナーのことをATMと思ってない配信者に出会えるよう祈っています。
最後まで読んでくれてありがとうございます。誤字脱字がありましたら頑張って変換して読んでください。
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