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現実世界の話#6

戻りたいな。宝石のようにキラキラしていたあの日々に。今の生活が嫌いなわけではないけれど、あのときが一番輝いていたと思う。
もしも、の世界なんて考えたくない。今の自分を否定したくはないから。でも、もし、並行世界があるならば、別世界の私と話してみたい。私が選ばなかった道はどうですか?って聞いてみたい。羨ましいって言われたらどうしよう。それとも元の世界の方がいいって言ってすぐに戻っちゃうかも。並行世界の私もこんな風に言葉を紡いでいるのかな。


言葉を紡ぐ、といえばnoteを始めて一週間が経った。私なりに色々と発信できていて、臆病な自分にしては上出来だと思う。
他の人の創作を読むと、世界が広がる。心の深いところで共鳴している感じ。とっても好き。
私のみている世界を発信すると同時に、私の好きなものを見つけていきたい。
ここの居心地の良さがすごく好きで、大切にしたい。私の詩を、文章を読んでくださる人たちの幸せを願わずにはいられない。
こうやって文章を書いたり、読んだりしているのは現実世界だが、きっとどこかで私たちの空想世界は繋がっている。実態がないからこそ、本当じゃないからこそ、ユートピアを思い浮かべていたい。


私は心の中をさらけ出すのが苦手だ。ここでもすべては語らない。本当の悩みとか、秘密はきっと墓場まで持っていく。そもそもわかってもらいたいだなんて思うこと自体無意味だと思う。


私は思想の欠片をここに置いていく。
誰かが拾ってくれることを祈って。
身近な人には言えない私なりの考え、他の人とは異なる感情。
共鳴してくれる人がいたら、それは心の中にあるおんさが私と同じなのかもしれない。


すべては知らない。
でも私は共鳴することをやめない。







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