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ラケットを宙に放り投げて

 先週、とある予備校生に(というよりわたしに)あんなにしつこく聞かされたら、結局、ソフテニ部のインターハイの県予選、どうなったか、気になりませんか?
 「いいえ、別に。」
 と、とある女子中学生ならはっきり言ってきそうですが、だれかに言いたいとある予備校生→誰かに言いたいお母さんの連鎖で、しつこいけれど聞いていただけませんか?




「団体戦はさ、
 古いほうの勤務校はさ、準々決勝では調子が出なくて、ヒヤヒヤさせられたよ。やっぱり顧問が代わった不安定感とかあるんかね?
 対戦校とは実力差があったはずなのに、3番勝負までもつれ込んで、負傷中の生井金太郎ではなく、やっぱり木下(仮)くんが出場しとったよ。
 6回(?だっけ?)もマッチポイントになって、大ピンチやった。けど、木下(仮)くんがひたすらしのいで、逆転勝ちしたんよ。
 こういうところが、対木下(仮)くんの、やりづらいところなんよ。そう簡単には倒せんのよ。

 準決勝では、勝ち上がってきた新しい勤務校(=とある予備校生の後輩たちが主力)と、また接戦でさ。
 でも、オレの元ペアと下級生(授業で出会う、そのクラスで独りだけ日に焼けた、にこにこした少年)とのペアを、古いほうの勤務校の、過激発言くんのペアがぎりぎり倒して、古いほうの勤務校が決勝にあがったよ。
 や~、オレの元ペア、ほんとに惜しかったんよ~。リードしとったときもあったんやけどね。
 オレの元ペアのペアの下級生後衛くんは、まだ大事な場面でやらかしたりするんよね~、上手いんやけどね~、まだ下級生やからね~。


 決勝はまじですごかった。
 実力では下のはずなんやけど、古いほうの勤務校が勢いづいとってさ、やっぱり3番勝負になって、絶対王者✕✕工業の選手と、過激発言ペアが対戦したんよ。
 過激発言、めちゃくちゃ覚醒しとってさ、いつもと顔つきが違うんよ。覚醒顔。
 最後、競り勝ってさ、めちゃくちゃ喜んで、ラケット投げてにこにこしとったよ~!」
と、応援には行けなかったけど、配信を見たらしい、とある予備校生。






ということで、古い勤務校はインターハイ出場となりました。
良かったね😊


ソフテニ部副顧問くんは胴上げされてたらしい、少年たちに。
過激発言くんは、ベスト前衛賞みたいなものをもらったらしい。
木下(仮)くんは、功労賞?みたいなものをもらったらしい。
おしゃれ科の某少年は、雑誌のインタビューに感動の涙で答えたらしい。


ちなみに、翌日行われた個人戦。
生井くんは、個人戦にはなんとか出られて、しかも、負傷中でほとんど練習できてなかったのに、「安パイではない」どこかのペアを下して中国大会に出られるらしい。
おー、良かったね。

でも、過激発言くんは、前日の勝ちで完全に気が抜けて、再び当たったとある予備校生の元ペアのペア(ややこしい!)にあっさり負けたらしい。だけど、体力を使い果たした元ペアのペアは、次の試合であっさり負けたらしい。ベスト8って言ったかな…。
ちなみに、シード権を持っているから?過激発言くんペアは、インターハイには出られるらしい。元ペアのペアは、地方大会の方へ。

インターハイという続きが出来たから、もしかしたら生井くんも、団体戦に出られるかもしれません。でも、木下(仮)くん覚醒で、ちょっと難しいのかな。


昨日、新しいほうの勤務校へ授業に行ったら、とある予備校生の元ペアの後衛くんは、授業中ぐったりと寝てました💧。でも、もともと気のよさそうな、真面目な少年なんですよ😊よっぽどの、死闘だったんでしょうね。緊張したんでしょうね。


どこからどこまでも、少年まんがみたい……。



 相手が興味があってもなくても、どうしても言いたくなる、とある予備校生の気持ちが、最近、noteのおかげでよく分かるようになりました。人の話を聞く、ってそれだけで良き行いですね😊そういう何かの教えがありそうです。わたしも聞くようにつとめよう!読んでくださって、感謝です!

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