地域の高付加価値化への仕掛けと仕組み

 TSP太陽が主催するオンラインセミナーに参加してみた。この会社は100年以上前の1922年に能村テントとして始まった。それがいまなぜ地域課題をビジネスに?テント→イベント→地域課題解決という流れらしい。100年を越え生き残ったのは、時代に合わせ柔軟に対応してきたからだろう。有名なフレーズに「生き残るは強いからでも、賢いからでもない。変化に対応できるものが生き残る」というのがある。このことか。
https://www.tsp-taiyo.co.jp/

 スピカ―は二人。観光戦略・地域活性化プロデューサーの島田昭彦氏と空き家問題に取り組む坂井裕之氏。お二人から自ら取り組む事例を紹介していただいた。

 島田氏はスポーツ雑誌ナンバーの編集者を経て、生れ育った京都が縁でヒト、モノ、コト、文化をコラボレーションする企画会社㈱クリップを設立。京都を中心に人をワクワクさせることをやっている。
http://www.clip-fromkyoto.com/

 坂井氏は自社空き家活用㈱で、YouTubeを利用しその空き家の良さを発信するユニークな取り組みと、空き家のマッチングに留まらず売主と買主をつなぎ新しいビジネスを起こした事例を紹介していただいた。空き家活用㈱は単なる不動産業ではなく、空き家に関わるみんなの悩みを解消し、望む状態を得るための「場」を提供するのがビジョン。
https://aki-katsu.co.jp/

 日本は少子高齢化、人口減と大きな曲がり角にきている。それに伴い社会も大きく変わっていくだろう。いまのままでいいのか考え続けなければ、生き残れないだろう。


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