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新型コロナは「ファッション」か


米CDC「ワクチンより自然免疫が効果」デマの裏側 フフェイクニュースが広がりやすい仕組みを解説(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース 今月に入り、「アメリカのCDC(疾病予防管理センター)がワクチンよりも自然免疫のほうが効果があると認めた」という情報が広まり、話題となった。英文記事を引用したTwitter投稿は、5000リツイー

news.yahoo.co.jp


「CDCが公式に認めた」がフェイクであっても、「自然免疫のほうが効果がある」科学的ファクトです。
ファクトとフェイクをわざとごちゃ混ぜにして、あたかもすべてが「フィクション」「ファンタジー」のように思わせるのがメディアの常とう手段。要注意です。

もし「自然免疫に大した効果がない」のなら、人類は最初の「天然痘ワクチン」が開発される以前に、とっくにウィルスによって絶滅させられていたはずです。なのに、「現在も人類が地上に存在する」どころか、80億にまで増えて地上を支配している事実を見れば、「ワクチンの効果は絶大」「ワクチンがなければ乗り越えられない」という話こそが「フェイクニュース」であることはバカでもわかります。

アフリカ諸国ではワクチン接種がまるで進んでいませんが、その結果、死屍累々の惨状になっているでしょうか。
事実はまったく逆。とっくにコロナは終息しています。

CDCと東洋経済は、そんな簡単なこともわからない「天下のおバカ集団」なのでしょうか。


さて、不思議なことに、新型コロナに感染した人たちの中に、それを嬉々としてSNSなどで報告するという連中が現れました。

「ついに感染しちゃった!」
「3日間40度近い高熱!」

などというぐあい。
私も周囲で、そうした「自慢話」を聞かされることが多くなってきました。まるで、罹患したことで「ハクがついた」と言わんばかり。
ちょっと前までは、かかったことが周囲に知れると嫌がらせを受けかねないので、何とか隠そう、秘密にしようと必死だったくせに。

もちろん「新型コロナ」は「風邪」なので、かかったところでまったく隠す必要はないのですが、喜んで公表するというのは、いったいどういう心理なのでしょうか。
恐らく彼らにとっては、「流行の先端をいってる」「俺ってイケてる」程度の感覚なのでしょう。
「恐ろしいウィルスが世界中に広まった」と聞けば、すぐに乗っかって「死ぬ死ぬ死ぬ」と騒ぎ立て、おしゃれなデザインマスクを探し回り、新型ワクチンが登場すれば我先にと飛びつく。絵に描いたような「付和雷同」型の「一般大衆(その他大勢)」です。
そんな愚か者たちですから、みんなが体験談を聞きたがることで話題の中心になるのが、うれしくてたまらないのです。
さらに、芸能人や有名人が次々と罹患しているのも、彼らの虚栄心をくすぐります。「自分もタレントの仲間入りした」くらいに思っていそうです。

彼らにとっては「パンデミック」は一種の「イベント」「ファッション」であり、まだまだ終わらせたくない(しかも、見舞金や保険金がもらえる)。これも、なかなか混乱が収まらない一つの要因と考えます。

もちろん、本当にひどい目に遭い、苦しんでいる方もいらっしゃいます(一日も早い回復を心からお祈りします)。ただし、「これは本当に新型コロナなのか?」という疑問を持つ必要があります。

PCR検査は、あくまで「遺伝子のかけら」を拾う検査であり、感染の有無までは調べられません(Ct値から、ある程度の推測は可能)。「疑陽性」の多さも課題です。
でも、最も問題なのは、

PCR検査のせいで本当の病因がわからなくなってしまう

ことです。

今、体内で100万個のウィルスが増殖し、あなたはひどく体調を崩しています。100万個のうち99万9999個はインフルエンザウィルスで、たまたま吸い込んだコロナウィルスが1個だけ喉に付着していたとします。
この場合、あなたの体調不良の原因は間違いなく「インフルエンザウィルス」のはず。でも、PCR検査を行うと、たった1個のコロナウィルスを検出し、「陽性判定」となります。
その結果、あなたの病名は「新型コロナウィルス感染症」となってしまうのです。

「症状」とは、ウィルスと戦う体の免疫反応です。なので、症状だけから「何のウィルスに感染したか」まではわかりません。そこで初めて、ウィルス同定のための検査が必要になるわけです。
つまり、インフルエンザでもコロナでも、発熱、嘔吐、下痢などまったく同じ症状が出現するのに、「新型コロナをターゲットとしたPCR検査」しか行われないため、すべて「新型コロナ」になってしまうということです。

その点からも、「検査陽性者」と「新規感染者」は言葉の意味がまったく違い、正しく使い分けなければいけません。
用語を正しく定義することは「科学の基礎中の基礎」です。私に言わせれば、もうこの時点で、医師会は全員「医師失格・免許はく奪」です。

万が一、コロナよりもはるかに致命的な別のウィルスに感染していても、PCR検査で「新型コロナ」と判定されれば(コロナウィルスが1個でも見つかれば)、新型コロナ用の治療しか行われません。重症化リスクの低い人は自宅療養になるかもしれません。
その結果、適切な治療・投薬が行われず、容態急変から命を落とす人もいるでしょう。それでも、その人は「新型コロナ」と診断されているため、「コロナ死者」にカウントされてしまいます。
言うまでもなく、「コロナ死者」は、悪名高い「死後PCR検査」によっても相当数水増しされています(愛知県の「新型コロナによる死者は一人もいない」発表は、極めて正しいものです)。

「コロナ死者」を生み出す原因は、ウィルスの強毒化などではなく、医師・専門家・メディアの愚かさであり、明らかに「人災」なのです。

PCR検査の信奉者(理系出身者に多い)たちは、「検査の鋭敏性・正確性」しか目に入らず、その影響や弊害をことごとく無視しています。どんなに正確な検査でも、使い方を誤れば、まるで役に立たないことをわかっていません。

「そんなのむちゃくちゃだ」と思いますか? そのとおり。
でも、この2年以上、「科学」の名のもとに、そのめちゃくちゃが平然と行われ続けているのです。



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