掛谷ザムライ、西浦を斬る!
1時間30分を越える長尺なので、全部見てとは言いませんが、ともかく掛谷先生が「30万人を救った西浦論文」をバッサリ斬り捨てています。
理数系専攻でないこながには、難しい数式はわかりません。
でも、47分あたりから、掛谷先生もこながとまったく同じことを解説されています。
指数関数的に変化するものは、ほんのちょっと数字を変えただけで、結果がまるで違ってしまうということです。
コロナ信者は、すぐに「何%減った」「何割減らした」と軽々に発言しますが、「べき乗」の凄まじさをまるで知らないのです。根っから文系のこながですら理解しているのに。
番組のさらに後のほうで、掛谷先生は
科学には未来を予測できない分野がある
という、科学者の姿勢として誠に真摯なお話をされていて、これもこれまでこながが述べてきたのと同じ。皆さんも覚えたであろう「バタフライ効果」です。
「未来を予測できるという科学者はエセ科学者なので、政策決定の場に近づけてはいけない」なんて、「そのとおり!」と思わず手を叩きたくなります。
けっきょく、感染予測なんて、どれほど優秀なAIを使っても不可能なのです。なぜなら、恣意的に操作できる変数があまりに多すぎるから。
初めに結論ありきで、それに沿った計算結果になるよう、変数を設定すればいいだけの話。
地球外知的生命体の存在確率に関する有名な「ドレイク方程式」は、変数ばかりのせいで、計算者によってバラバラの結果になります。まあ、こちらは「知的ゲーム」のような方程式なので、政策決定に影響することはありませんけどね。
感染予測なんて、しょせんは競馬などの公営ギャンブルの「AI予想」といっしょ。絶対に当たるわけがない(実は、科学的には「予想の下手な人ほど馬券が当たる」ことになるのですが、それはまた別のお話なので、いずれ)。
ともかく、今回の「パンデミックごっこ」に関する科学者の予想は全部大外れだったことを忘れないでください。
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