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器が違う

こびナビや「自称専門家」どもが、

超過死亡の原因は医療ひっ迫

と苦し紛れの言い訳しているのを、池田正行先生が明快に斬り捨てます。

超過死亡の原因はワクチン! 「医療逼迫が原因」の真っ赤な嘘

square.umin.ac.jp

先生のおっしゃることをまとめると、

「医療ひっ迫」も「受診抑制(受診控え)」も、(表現は違えど)「適切な医療を受けられずに重症化・死亡」という「アウトカム(結果)」は「等価」である。

つまり、「治療を受けたくても受けられなかった場合」でも「本人の意思で治療を受けに行かなかった場合」でも、「手遅れで死亡」という点においては、まったく同じ意味ということです。

2020年度には、大幅な「受診控え」があったにもかかわらず、超過死亡は「減少」となりました。ところが、ワクチン接種が始まった2021年度は、一転して超過死亡が急増。
「受診控え」で死亡数が減少したのに「医療ひっ迫」で増加するというのは(両者は同じ結果を生じるのですから)、明らかに主張が「矛盾」しているというわけです。
したがって、「医療ひっ迫」は、高止まりしている「超過死亡」の原因たりえず、考えられる要因は「ワクチン接種」以外にあり得ないと。

お見事! ただただ首肯するしかありません。
池田先生のたったこれだけの記事で、「悪行三昧から足を洗えない医者」は、あっけなく論破されてしまいました。

「器の違い」と言うしかないですね。


話は変わって、人工ウィルスかどうかはさておき、オミクロンの急激な広がり方を見れば、「エアロゾル感染」が起きているのは間違いなさそうですが、以前にも述べたとおり、ウィルスの感染経路は決して一つではありません。依然として、トイレを経由した「糞口感染」「接触感染」「媒介感染」も続いています。
その証拠に、幾つかの地域で行われている下水のPCR検査でウィルスが見つかっています。
これは「飛沫感染」「エアロゾル感染」では説明がつかず、「消化管で増殖したウィルスが排せつ物に混じっている」ことを示唆しています。そして、こちらの経路のほうが、飛沫やエアロゾルより一度に取り込むウィルス量がずっと多く、より重症化しやすいおそれがあります。

原因としてまっさきに思い浮かぶのは、店頭に備えてある「アルコール消毒液」です。

皮膚の表面では、雑多な菌やウィルスが均衡の取れた「細菌叢(細菌フローラ)」を形成していますが、アルコールはそれらを死滅させ、いったん「更地」にしてしまいます。ぽっかり空いた空間に、排便後の指先からウィルスがべったり付着すれば、しばらくは活性を保つと考えられます。
もちろん、用を足した後にきちんと流水で手を洗えば、ウィルスは簡単に流されていきますが、いまだに商業施設のトイレなどはハンドドライヤーが使えません。ふだんハンカチやタオルを持ち歩かない人(特に男性)は、乾かす手段がないので、仕方なく手を洗わないか、せいぜい指先を濡らす程度で済ませてしまうでしょう。
その手で売り場の商品やエレベーターのボタン、階段の手すりなどを触れば、そこから別の人へウィルスが広がっていきます。

どこの店舗・施設でも、「感染対策やってますよ」的に、これ見よがしに入口に消毒液が置いてありますが、明らかに逆効果。「更地」になった手から手へ感染が広がっていきます。わざわざ鎧を脱ぎ捨てて戦地へ突入するようなもの。
もし置くなら絶対にトイレの中ですし、一刻も早くハンドドライヤーを稼働させ、洗面所でちゃんと手を洗えるようにするべきです。

それ以前に、アルコールで皮膚の常在菌を死滅させる意味がありません。水道水で手を洗うだけで、細菌叢の上についたコロナウィルスは流し落とせます。

マスク同様、アルコール消毒も「百害あって一利なし」。どちらも、逆に感染を促進させるツールと化しているのです。

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