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ワクチンの効果は重症化抑制ではない

https://news.yahoo.co.jp/articles/8bd6e5e091e1c46dbb35ee6efa2d87f6f35862d3

いつまでこのようなデタラメ報道を続ければ気が済むのでしょうか。

「ワクチンの主な効果は重症化を防ぐこと」

これは明らかに間違いです。
この「社会部記者」なる人物が、故意にウソをついているのか、単に無知なだけなのかはわかりませんが、ともかくワクチンの目的は「感染を防ぐこと」であり、決して「重症化を防ぐこと」ではありません
これは、ワクチンのメカニズムや抗体の働きを知っていれば、誰でもわかるいことです。

ワクチンは、前もって病原体を体内に取り込むことで「特異抗体」を作り、感染に備えるもの。感染を防げず、ウィルスが細胞内に侵入・増殖を始めたら、抗体にはなすすべがありません。抗体は細胞の中に入れないからです。

重症化に関係してくるのは、抗体のような「液性免疫」ではなく、キラーT細胞のような「細胞性免疫」です。
「社会部」だからといって、2年間もの猶予があったのですから、少しは「免疫」について学べたはずです。いったい何をやっていたんでしょうか。

岸田首相が4回接種にもかかわらず、新型コロナに感染しました。
軽いとはいえ発熱や咳などの症状があるそうで、今現在、ウィルスが細胞に入り込み、まさに増殖している状態です。彼の咳や飛沫には活性のあるウィルスが混ざっているので、近くにいれば間違いなくうつります。

つまり、「4回の接種で感染を防ぐ」がウソであったのと同様、政府CMで主張した「(ワクチン接種により)大切な人にうつさない」も真っ赤なウソだったということ。4回打っても、依然として周囲にうつす可能性があるのですから。

岸田首相は、まず謝罪コメント出すべきでしょう。
「新型コロナにかかったこと」をではありません。
「ずっと国民を騙していたこと」をです。

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