「祖母姫、ロンドンへ行く!」
こんにちは!
miiです。
本日は少し久しぶりになってしまいましたが、最近読んだ本を紹介します。
「祖母姫、ロンドンへ行く」です。
こちらの本はとあるユーチューバーさんが、面白いとおっしゃっていたのですごく気になって手に取ってみました。
しかもエッセイというのでとても読みやすそう!!
いやーーおもしろかった。
なんか元気が出ました。
作者の椹野さんのおばあさんはとてもかわいらしくおちゃめで、多少わがままなところもある、愛すべきおばあさん笑
しかしさすが亀の甲より年の功。
ハッとするような厳しくも愛情のある言葉を、お孫さん(椹野さん)にかけておりました。
読んでいる私も同じように説教されている気分になりました。
はああ…やはり言葉の重みが違うな…
そこで、そんな私が心にしみた言葉を一部ご紹介したいと思います。
こちらの2つは、作者とおばあ様が、かの有名なオリエント急行での観光後、おばあ様が作者に話された言葉。
自信を持つ、自信たっぷりという言葉をよく聞いたり、使ったり、してきてはいるけれども、自信を持つためにどういうことが必要か、わかっていなかった私。
成功体験さえあれば自信が持てるとか、自己肯定感を挙げれば自信につながるのかな??とか、自信というものがほしいくせに何にもわかっていなかったし、思っていませんでした。
そして、この言葉に触れたとき、はっとしました。
何もしていないくせに、勝手に他人をうらやんだり、人の目を気にしている。
それなのに何もしない。
自分を信じて努力することで自信というものが得られるんですね。
これに、結果は成功しようと失敗そようと、どうであろうと私は関係ないと思いました。
ある一つのことにたくさんたくさん努力して、得た結果がたとえ失敗だったとしても、そのことに対して頑張れたということがまた自信につながるのかなとおもいました。
おおお。さすが人生の先輩。
謙虚と卑下の違いなんかまったく分かっていませんでした。
同じことじゃん!と思っていたくらいかも。
私も、作者の椹野さんと同じく、この言葉でドキッとした人間です。
できないと自分を見下げて、相手に見くびってもらうのは楽ですよね。
でも自分で自分の価値を下げてる。自分を粗末にしていますよね。
謙虚は、その時の最高の自分で、相手のことも尊敬し、対応することらしいです。
すごく腑に落ちました。
卑下は無理やり自分の立ち位置を無理やり下げている感じ。
謙虚は、相手と同じ立ち位置、土俵にいるけど、しっかり敬意を持って対応する感じかな?
ほんとに深い。
椹野さんのおばあさん素敵。
この他にもたくさん素敵なセリフやシーンがたくさんあります。
すごく素敵なバトラーティムとか、そのティムたちとのドライブとか…
素敵な出会いだなーーと思いました。
ティムと月を見ながらの会話とか、とても胸が苦しくなって泣きそうになりました。
そしてなにより自分の祖父母のことも、これからも大事にしようと思いました。
数ヶ月ほど会いにいってないから、久しぶりに顔みせに行こうかな。
ムカつくこともあるけれど、やっぱり大切な家族ですしね。
面白いし、人生の勉強にもなるし、ちょっぴり切なくもさせてくれる本だと思いました。
ぜひ気になる方は手に取ってみてください♪
本日もありがとうございました。
また次回もお会いしましょう♪