個性ってやつは
私は、ちょっと変わっているらしい
自分の思うままに行動すると、変な顔をする人たちがいる
「これは変なことなのか」と頭では理解していても、実際の自分は何がいけないのかよくわかっていない
理屈は、わかる
でも理解はできない
結局わかったフリをして、なんとなく生きてきた
その方が周りも変な顔をしない
行動を起こす基準になっているのは「おもしろいか」であって、「正しいかどうか」ではない
たとえ間違っていたとしても、おもしろければそれが正解
だがしかし、それだと私の大事な人を困らせてしまう
うまく折り合いを付けなくては
以前は人にどう見られるかばかり考えていたのに、近頃メーターを振り切ってしまったようで、自分に正直にしか生きられなくなった
白黒はっきりさせないと気が済まない性格は、よく言えば決断力があり、悪く言えば極端なのだ
1人で生きていけばいいじゃないかと思うかもしれないが、それは違う
人と暮らすことの楽しさを知ってしまった
家族を持つことは、自分がひとりじゃないことを約束してくれる
もうひとりでは生きられないくらい家族を愛しているのだ
なんとか上手く立ち回れないものか
ときには女優にならないとね
『私』じゃないものに擬態して上手く生きていこう
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