リカバリーカルチャーを想う


チャンピオンは勝利によってではなく、倒れたときにどのように回復できるかによって定義されると思います。

セリーナ・ウィリアムズ

最近リカバリーカルチャーについて考えている。リカバリーカルチャーとは、依存症から回復した人や回復し続けている人に対して、「すごいね」「頑張っているんだね」と言うことができるカルチャーのことだ。

そんな社会っていいなと思う。

依存症だけではない。やり直そうと頑張っている人のことを受け入れ、称賛し、励みにできる社会がいい。だって、弱さと痛みと間違いを受け入れ、またそこから始めることが、どんなに勇気がいるか私達は知っているじゃないか。倒れても立ち上がる姿は心を打つじゃないか。 

臭いものには蓋ではなくて、一緒の社会で生きていく。そっちの方がいい。そんなことを思った。