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Premiere League 第6節 Liverpool VS West Ham



両クラブの状況

◆Liverpool
前節、ウルブズ相手に勝利しELでも勝利したリヴァプール
今季4勝1分けで2位に位置付けている。
フィルミーノが抜けたものの、圧倒的な攻撃陣を備えるリヴァプール
同じく今季好調のウェストハム相手にどんな戦いを見せてくれるのか


◆West Ham
リーグ戦では王者シティ相手に惜しくも負けてしまったハマーズ
しかしヨーロッパリーグでは新加入クドゥスの活躍もあり3-1で勝利した
リーグでは3勝1分け1敗と順調な滑り出し
未だ2ゴールと低迷しているアントニオはゴールを決めれるか


スタメン/フォーメーション

◆Liverpool
リヴァプールは安定の4-3-3の布陣
前線はサラーに加えヌニェス、ディアスが先発となった
アーノルドの代わりに右サイドバックにゴメスが先発起用された


◆West Ham
ウェストハムも盤石のフォーメーション
1トップにはストライカーのアントニオ
パケタ、ウォードプラウズ、ボーウェンがスタメンで起用となった。


前半

新旧チームの要

前半がスタートし、リバプールが中央でボールを保持する時間が増える
この試合ではゴメスが偽SBのような形で攻撃時はフォーメーションは変えてきた。
中盤で異彩を放ったのは、やはりソボスライ
8月のチーム月間MVPに輝いた彼はこの試合でも堅実なボール回収能力に
ボックス前からの攻撃のアイデア、パスの精度など攻守で頼れる存在になっている。
また、攻撃面ではサラーが右サイドで個人で仕掛け、時にはヌニェスへの
的確なボール供給に輝きを放っていた。
サラー自身プレミアリーグ12試合連続となる得点関与となるPKで先制点を記録した。
新旧のチームの柱ともいえる2人が躍動した試合だった。


ハマーズのカウンター、脅威になるウォードプラウズ

ハマーズの持ち味と言えば、スピード感のあるダイナミックなカウンターだ
ボーウェン、ソウチェク、パケタのホットラインから作り出す攻めに
アントニオがしっかりとゴールで締める。ハマーズの得意とする戦術
この試合では特にCK、FKの場面でウォードプラウズの高精度なクロスや
ロングパスが連続する。
また、カウンターからボーウェンがダイビングヘッドで点を決め終了間際に同点とした。
盤石のホットラインにスピードのあるカウンターでアンフィールドを攻略することができるか。


後半

完成された攻撃の形

同点で迎えた後半
リバプールは攻撃の手を緩めず、追加点を狙いに行く
前線の強度の高い攻撃陣に、コントロールしながら前へのボール供給のアイデアが揃った中盤。
2点目に関してはマクアリスターの抜群なロングパスにヌニェスの身体能力の高さが生み出した得点だった。
ディアス、サラーに関しても足元で相手を翻弄しながら時間を作ることができる。
守備に関してもソボスライのボール回収にダイク、マティプが見事にアントニオを抑えていた。
結果として3-1でホームのリバプールが勝利した。


パケタの能力と攻撃の形

後半に入ると、引き続きリバプールペースが続く
前半ほどのカウンターを使い攻め入る展開は少なくなってしまった。
先発していたパケタに関してはクオリティの高いプレイを披露した
力強い中央からのパス、囲まれてからの突破や周りへのパスを正確に
出せるという部分では突出した能力を見せた。
ハマーズ全体としては、前半よりもサイド、縦へのロブパスからゴールを狙う場面が多くみられた。
だがそんな中リバプール2点を奪われてしまい結果としては3-1で終わってしまった。
リバプールの完成度の高い攻撃陣とアントニオの得点力不足が響いてしまったか。


試合結果

Liverpool 3 - 1 West Ham
◆Liverpool
Salah  (16' PK)
Nunez (60')
Jota (85')


◆West Ham
Bowen (42')


Pick up

◆Liverpool
20.Jota
81分にディアスに代わり交代出場したジョタ
抜群のポジショニングでルーズボールに即座に反応し3点目を記録した
81分からの交代で時間がない中、しっかりとアピールをしてみせた。


◆West Ham
10.Paqueta
今節、左サイドで先発したパケタ
好守に渡りハードワークで貢献し、囲まれた際のプレス回避とキープ能力は
一級品のクオリティを見せた。


総評(個人的な感想含む)

無敗を継続しているリバプールと開幕から良い滑り出しをしているハマーズの試合!

まずはホームのリバプール
相変わらずの攻撃陣、サラーにヌニェス、ディアスが先発って、、、
サイドに散らすか楔のパスを入れれば変化をもたらしてくれる理想的な攻撃陣だった。更にマクアリスターとソボスライの守備の強度も高い中盤に
ジョーンズが隙あらば前線に顔を出しゴールを狙っていく。
中盤から前線にかけて完成度の高い布陣が揃っている。
何よりも交代で出てくるジョタ、ガクポのクオリティも高く得点力の面で見ると今後も心配はいらないメンバーが揃っている。
また、3点目は特にジョタのポジショニングの良さ、持ち味が出ているゴールだった。
失点はしてしまったものの1点に抑えたリバプール、やはりアンフィールドではより一層強いということを見せつけていた。

一方のハマーズ
負けはしたものの、こちらも中盤の完成度がプレミア随一だと思う
アルバレスの守備にボーウェン、ソウチェク、パケタの攻守に渡っての動き出しやアイデア、ウォードプラウズの変化をもたらすキックなど
全体としてのクオリティは昨シーズンよりも上がっている。
アントニオは得点こそできなかったものの、守備の献身性は継続して評価が高い。フィジカルも十分なので今後ゴールを量産していきたい。
次回カップ戦格下のリンカーンとの試合で勢いをつけたい。

いやー、やっぱりリバプールは強い!
確かプレミア17試合?負けなしのダントツンの記録を残している。
カップ戦は2部で好調のレスター、そのあとはトッテナムと厳しい試合が続く。
この山を乗り越えて首位シティを猛追することができるか。

ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次の試合で!

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