見出し画像

Premiere League 第3節 Newcastle VS Liverpool


両クラブの状況

◆Newcastle
前節、マンチェスターシティ相手に1-0と敗戦を喫したニューカッスル
開幕戦でヴィラ相手に5得点で圧勝したため流れに乗りたかったところ
今節の相手も強豪リヴァプール。
中盤と攻撃力抜群の前線で勝利を掴むことができるか。

◆Liverpool
開幕戦はチェルシーに引き分け、前節はボーンマス相手に3得点で勝利
これまで無敗を継続しているリヴァプール
今節の相手は昨シーズン好成績を残したニューカッスル
アウェイのニューカッスル戦、厳しい戦いにはなるが無敗を継続できるか

スタメン/フォーメーション

◆Newcastle
ニューカッスルは前節から変更はなし
4-3-3の陣営で挑む
開幕戦でも活躍したウィルソン、バーンズは今回もベンチスタートとなった

◆Liverpool
リヴァプールは前節から2枚を変更
CBはコナテに変わりマティプを投入
新加入の遠藤が初めての先発起用となった。今季加入した3人が中盤を
固める形となった。

前半

一瞬のミスを見逃さないニューカッスル

前半からニューカッスルが積極的に攻め入る。
中盤のジョエリントンの激しいプレス、両ウインガーのスピードのある
突破でリバプール陣営へ攻撃を仕掛ける。
守備面では相変わらずの安定さを見せ無失点に抑えた。
段々とラインを上げハイプレスを仕掛けるニューカッスルにチャンスが訪れる。
リバプール陣営のアーノルドへパスが通ると、アーノルドがトラップミスでルーズボールへ。詰めていたゴードンが奪いそのままボックスへ
アリソンの股を通すシュートで先制を奪う。
1人少ないリバプール相手に後半追加点を奪えるか。


中盤のクオリティ、アリソンの気迫

前半開始早々アーノルドがイエローカードをもらうと
アーノルドのミスによる失点、ダイクの退場といきなり危機を迎える
リバプール。
そこで息を吐いたのがアリソンだ。
ボックス内距離のある場所からのアルミロンのダイレクトシュートを見事な反応でスーパーセーブ。
苦しい状況でのチームを鼓舞する活躍を見せた。
また、中盤では遠藤が潤滑油になりマクアリスターとソボスライがチャンスを狙う。ここの新加入3人の中盤が機能し数的不利を感じさせないクオリティを見せていた。
苦しい状況の後半、逆転となるか。

後半

ハウの明暗を分けた采配

後半がスタート
数的有利のニューカッスルはアルミロンを中心にゴールへ迫るシーンが多くなる。一人で持ちあがり、ポスト直撃のシュートを放つなどアルミロンのコンディションは抜群だった。
そんな中、先制点を奪い取ったゴードンが下がりバーンズ、ウィルソンが投入される。
その後もチャンスは続くもゴールマウスに迫る場面は少なく、逆にリバプールに主導権を握られる展開となってしまう。
好調だったゴードンが継続して起用されていたらと感じてしまう。
終盤にはヌニェスに2点を決められ、痛い敗戦となってしまった。
81分までリードの状況で、修正する間もなく数的不利の相手に試合を決められてしまった。

ヌニェスの真価を問われる試合

前半で数的不利、リードを許す展開となってしまったリヴァプール
エリオット、ジョタなどを投入し変化を生みだすクロップ
中盤ではソボスライが躍動しストッパー的な役割に前線へのチャンスメイクと与えられたタスクをこなしてみせたが、80分まで得点を奪えない。
そんな中交代で投入されたヌニェスが躍動する。
エリオットからのロングボールにDFが反応するも上手く身体を入れ
ボールを奪い角度のある所からシュートを決め同点とする。
このまま終わると思われた93分、サラーの絶妙なスルーパスに抜け出した
ヌニェスが1点目と同じ位置からコースを狙ったシュートで逆転ゴールを決めた。
昨シーズン、得点力不足により獲得金額とのギャップを不安視されたが
この試合でまさに力を見せつけチームを救った。


試合結果

Newcastle 1 - 2 Liverpool
◆Newcastle
Gordon (25')

◆Liverpool
Nunez (81' 93')

Pick up

◆Newcastle
24.Almiron
この試合、右ウイングとして先発したアルミロン
得点は挙げれなかったものの、スピードのあるドリブルで駆け上がり
強烈なシュートでリヴァプールゴールを脅かした。

◆Liverpool
8.Nunez
77分、1点ビハインドの状態に交代で投入されたヌニェス
81分に同点弾、アディショナルタイムに逆転弾を叩き込むなどチームを救う
活躍を見せた。
今季得点力でチームに貢献できるシーズンとなるか。

総評(個人的な感想含む)

強豪同士のこの試合、どんな展開になるのか楽しみですね!!

まずはリヴァプール、早速遠藤スタメン!!!
ソボスライ、マクアリスターとの新加入コンビだったが、前半は及第点といったところか。
他2人の存在感が強くアンカーとしての遠藤が少し霞んでしまっていたか。
また、コースを切るような守備であまりカット出来ていなかったため
もっと積極的にボールを奪いに当たりに行ってもよかったかなと感じた。
攻撃面でいうと相変わらずディアスが躍動していたが、足に違和感を覚えたのかダイクが退場になったタイミングで交代
この試合ではアリソンとヌニェスがチームを救った。
ヌニェスのあのシュートはコースを狙った力強いシュートで見応えがあった。アリソンのチームを鼓舞する気迫も無くてはならないものだった。

一方のニューカッスル!
ゴードンとアルミロンはやっぱり脅威
2人ともスピードは申し分なし、アルミロンはもちろん、ゴードンは昨シーズンよりフィニッシュの精度が上がっていた。
中盤では盤石の3人、特にトナーリが縦横無尽に動き回りチームのためにフル稼働でプレイしていた。
イサクに関しては、ポジショニングの問題もあったか、存在感が薄かった。
数的不利の相手にホームで逆転負けという最悪の展開となってしまった
ニューカッスル、次節ブライトン戦が大一番になる。

正直今季で一番面白い試合だった!
2チームとも怖い存在だし今季もっと力を上げてくると思う。
シティとリヴァプールの試合が楽しみ!

ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次の試合で!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?