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Premiere League 第2節  Manchester City VS Newcastle

22/23シーズンの王者シティと大型補強を行い優勝を狙う古豪ニューカッスルの注目の一戦!


両クラブの状況

◆Man City
開幕戦でコンパニ率いるバーンリーを撃破したシティ
デブライネの怪我が深刻なものとなり、最低でも年内の欠場がほぼ確実となってしまった。
中盤の補強と右ウインガーの補強に急ぐ中、ストーンズも怪我で離脱してしまう。
強豪ニューカッスル相手に不安な状況での一戦となった。

◆Newcastle
開幕戦、大型補強を行ったエメリ率いるヴィラに対して大勝したニューカッスル。
トナーリやイサク、バーンズなど攻撃面でのパワーがシティ相手に
どこまで通用するのか。

スタメン/フォーメーション

◆Man City
前節からは4枚を変更
ロドリの相方は新加入のコヴァチッチが務める
2CBは怪我の回復が間に合いディアスが先発しアカンジとコンビを組む

◆Newcastle
4-3-3の陣形
前節のヴィラ戦からはカードの変更はなし
ほとんどフルメンバーでのスカッドとなった。
開幕でもゴールをあげたウィルソンはベンチスタートとなり、途中からの出場となるのか。

前半

ペップの奇策

前半開始、フォーメーションを見てみるとバックスはディアス、グヴァルディオル、ウォーカーの3人。あれ?アカンジは?と思ったらロドリと同列の位置にいた。
この試合ではストーンズが怪我のため欠場となり、代役としてアカンジが選出されたのだろう。相手がニューカッスルという大事な試合でこのような奇策に出るのもペップシティを見ていく上で楽しみなポイントだ。
今後のロドリの疲労軽減にも必要な方法ではある。
アカンジのプレイ、ポジショニング、ボール供給の精度を見てもロドリと同レベルとまではいかないが及第点といったところか。
アルバレスの素晴らしいゴラッソがあり前半をリードして終えたシティ
今季の大きなテーマでもある中盤の人員問題を解決するための糸口を見つけれるか、後半の采配にも注目。

苦戦するニューカッスル

シティ特有のハイプレス、ロングボールでのカウンター、中盤での細かなパス回しに対して対応はしているものの中々自分たちのペースに持ち込めない
ニューカッスル
前節大車輪の活躍をしたトナーリも本領を発揮できない。
守備面ではシェア、ボトマンがロングボールのハーランドを潰してはいるが
フォーデンの絶妙なスルーパスに対しては中々対応が難しいところ
前半では右サイド(主にアルミロン)からの惜しいシーンが何度かあったため後半はそこを強化してなんとか一矢報いたい。

後半

チャンスメイクの職人、フォーデン

後半がスタートとし、依然シティペースで進む中フォーデンが前半に引き続き他とは一線を画す活躍を見せた。
相手陣内でボールを受けた際の反転スピード(もはや前を向きながらボールを受けているようにも見える)、スルスルと上がっていくドリブルに前線への正確なパス、ハーランドのシュートが何度かブロックされてしまいゴールにはならなかったもののチャンスメイクを何度もしてみせた。
ウインガーとして先発する機会が多かったフォーデンだが前シーズンからIHでの起用も多くなった。
デブライネとは違ったタイプでのアシスト、また一旦預けてボックス内へ侵入し決めに行くスキルも兼ね備えている。
この試合では1アシストに終わったものの、今後はゴール、アシスト両方の数字に期待。

堅実的な守備、数少ないチャンスを狙う

前半に引き続き、中々支配率を増やせないニューカッスル
防戦一方にはなるものの、シェア、ボトマンの両CBが決定機を防ぐ活躍を見せる。
結果としてこの試合ではハーランドを0ゴールに抑え仕事をさせない。
一方の攻撃面ではウィルソン、バーンズを投入し変化をもたらす。
また、シティ中盤ロドリのパスミスが目立ちそこからのチャンスを狙うも
グヴァルディオル、ディアスが立ちはだかる。
後半70分以降はボールを持てる時間も多くなり、枠内シュートも増えてきたもののゴールネットを揺らすことはできず、0点に終わってしまった。

試合結果

Man City 1 - 0 Newcastle
◆Man City
Alvarez (31')

Pick up

◆Man City
25.Akanji
この試合で最も活躍したか、というとそうではないが
偽CBとして問題ないプレイを見せた。
今後の新しいペップの選択肢として良いアピールとなった。

◆Newcastle
4.Botman
シェアとのコンビで先発したボトマン
1トップのストライカー、ハーランドに対しフィジカルを生かした守備や
ピンチでのクリアなどハーランドに仕事をさせなかった。

総評(個人的な感想含む)

お互いに開幕戦で大勝した2チームの直接対決!!

いやー、この試合でのフォーデンは光ってた。
ボールを受けてからのスピードに乗った運びとパスは一級品
2人にブロックされてる状態のハーランドへ正確なパスを届けていた。
また、アカンジも偽CBとして頑張っていたと思う。
グヴァルディオルも2試合目だったものの、新加入とは思えない落ち着き。
コヴァチッチに関しては推進力が抜群だった。前線へのドリブル突破で今後も活躍してほしい!

一方のニューカッスル
強かったなあ。前半ペースを握られていたとはいえ後半からの修正、局面を打開する力は脅威だった。
シティとのサッカーでは一瞬の判断の遅れがチャンスをムダにしてしまったり、逆にカウンターを決められてしまう。
そんな中でクロスボールや枠内シュート、中盤で奪ってからのカウンターなど危ないシーンが何度もあった。
フルメンで挑んだとはいえど、全く侮れない相手だと再認識した。
勝ててよかった、、、

シティは開幕に続き無失点継続!
ニューカッスルは敗戦してしまったが1-0という拮抗した試合を見せてくれた。CLも始まり、欧州の強豪相手にどんな試合を繰り広げるのかが楽しみ。
また次の試合で!

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