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Premiere League 第10節 Arsenal VS Sheffield


両クラブの状況

◆Arsenal
前節、チェルシー相手に後半で何とか追いつき同点に終えたアーセナル
チャンピオンズリーグではセビージャを下し波に乗っている。
現在は勝ち点21で3位に位置付けており、結果次第では2位へ浮上可能な位置
不安要素としてはジェズス、パーティが怪我により欠場となってしまった点
ジェズスに関してはCLでも調子が良かったために残念だ。
今節の相手は格下のシェフィールド、ホームで順当に勝ち点を重ねられるか


◆Sheffield
前節はユナイテッド相手に惜しくも敗戦を喫したシェフィールド
今季では未だ勝ちがなく、順位も最下位まで沈んでしまっている。
今節の相手は強豪アーセナル。
難しい試合にはなるが、1点でも多く勝ち点を積み上げたい。


スタメン/フォーメーション

◆Arsenal
アーセナルは定番となった4-3-3のフォーメーション
恐らくビルドアップ時にはジンチェンコが中盤に入りライスとコンビを組む形になるだろう。
CLセビージャ戦で負傷したジェズスは欠場しエンケティアが先発となった。


◆Sheffield
シェフィールドは中盤に人数を集めた4-5-1の布陣
1トップにはイングランドの快速アタッカー、ブリュースターが
選ばれた。


前半

ライスとエンケティアの技

前半がスタートし、ポゼッションを約65%と圧倒してボールを保持するアーセナル。
攻撃時はジンチェンコが中盤に入りライスとダブルボランチのような形で進めていく。
そこから前線へのボールを供給していくが、シェフィールドの引いて守る守備に苦しめられ中々思うような攻撃が出来ない。
すると28分、ボックス前ライスがボールを持つとゴール前のエンケティアへ股抜きでのパスを出すとエンケティアが技ありのトラップでトラスティを剥がし冷静に決める。
追加点を奪いたいアーセナルはサカ、マルティネッリを使い両サイドから仕掛けていくが枠内シュートまでは打てず、得点は1点に終わった。
リードはしているものの、思うような試合が出来ていないアーセナル。
後半アルテタはいかに戦術を変えてくるか。


守り固めるシェフィールド

試合が開始すると、アーセナルペースで試合が進んでいく。
ハーフウェーラインではプレスはかけず、ボックスに近づく段階で
パスを切って奪う、若しくはインターセプトし守備を展開するシェフィールド。
前半30分以降はボックス近辺での守備が主に増えたが、ゴール前へのキーパスを徹底的に防ぎシュートを打たせない。
1点を失点するも、その後は守り切り1点ビハインドで前半を終えた。
攻撃面ではハーマーヤマカティが起爆剤となり攻撃に転じていくも、上手い形でブリュースターまでボールが届かず枠内シュートは0本に
得点を取りに行くしかなくなったシェフィールドは後半どのような展開を見せるのか。

後半

ホームで勢いに乗るアーセナル

1点リードで迎えた後半、アーセナルが更に猛攻を仕掛ける
コーナーキックでキーパーが防いだボールをエンケティアが反応し追加点を決める。
その後、ボックス外からスミスロウからボールを受けたエンケティアがゴール左上に突き刺さるロングシュートを放ちハットトリックを決める。
3点リードしたところでネルソン、ビエイラ、トロサール、冨安を投入し主力を休ませに行くアルテタ。
ビエイラのPKで1点を追加した後半アディショナルタイム、遂にあの男にゴールが。
コーナーでキーパーが弾いたボールを反転しながら冨安がゴールに押し込みダメ押しの5点目を決め、試合が終了。
冨安のゴールにチームメイト全員が喜び、最高の形でホームでの勝利を飾った。


防ぎきれなかったホームの勢い

後半がスタートし、いきなりエンケティアにゴールを決められてしまう。
組織的に守り、キーパスを防ぐ守備を展開していたがコーナーキックからの
セカンドボールを回収されての失点が多く、押し込まれてしまう。
アーチャーやオズボーンなど投入し流れを変えに行くが、ホームで勢いに乗ったアーセナルを止められず、アディショナルタイムを含めると5失点してしまい痛い敗戦となった。


試合結果

Arsenal 5 - 0 Sheffield
◆Arsenal
Nketiah (28' 50' 58')
Vieira (88' Pen)
Tomiyasu (90+6')


Pick up

◆Arsenal
14.Nketiah
この試合、1トップで先発
今シーズン、思うようにゴールを量産できていなかったが
この試合では自身初となるハットトリックの活躍
見事なトラップやインパクトのあるロングシュートでチームを一気に
波に乗せた


◆Sheffield
8.Hamer
この試合左サイドで先発したオランダ人ミッドフィルダー
屈強な体で両チーム最多となる7回のデュエル勝利数を記録した。
負けはしたものの、当たり負けしない推進力で今後チームを救うことができるか。


総評(個人的な感想含む)

セビージャを下し勢いに乗るアーセナルと最下位に落ち込むシェフィールドの試合!

まずはホームのアーセナル
前半は支配率こそ高かったものの、シュートで終えれた展開が少なく
ゴールの匂いはそこまでしていなかった。
後半でエンケティアのハットトリックや全体で一気に押し込みシェフィールド陣内深くでのボールキープが目立っていた印象
また、マルティネッリに代わったトロサールも左から中央までボールを運ぶ役割も担い全体の流れを円滑に働かせた。
そして何よりも冨安のゴール!!
ピッチ上の選手はもちろん、ベンチのメンバーも立ち上がって喜んでたのが
とても見ていて気持ちよかった!

一方アウェイのシェフィールド
前半はアーセナル相手に守備の面では上手くチャンスを潰して戦えていた印象だったが、後半で一気に崩れてしまった。
ハーマーやブリュースターなどインパクトのある選手は揃っているが、全体としてそこへのボール供給が十分に出来ていなかった。
この敗戦でリーグ6連敗、未勝利となってしまった。


ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次の試合で!

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