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Premiere League 第3節 Brighton VS West Ham


両クラブの状況

◆Brighton
前節、ウルブズ相手に4-1と大勝したブライトン
三笘のドリブル突破やマーチの2得点など、攻撃もノリに乗っている。
開幕戦から2連勝、8ゴール2失点と順調な開幕を送っている。
ウェストハムに勝利し、3連勝を飾れるか。

◆West Ham
前節、強豪チェルシーに3-1と勝利したウェストハム
開幕から未だ無敗と波に乗っている。
移籍報道のあったパケタも得点し、アントニオも順調にゴールを記録した。
今回は強豪のブライトン、ベテランのモイーズ監督はどのように戦術を展開してくるのか。

スタメン/フォーメーション

◆Brighton
前節のウルブズ戦からは2枚を変更
前線のウェルベックをトップ下の位置に、トップはファーガソンが務めた。
開幕から絶好調の三笘はこの試合でも先発となり、エストピニャンとのコンビを組むことに。

◆West Ham
チェルシーに勝利した前節からは2枚を変更
何といっても注目は今季アヤックスから移籍したアルバレス
アンカーの位置で守備と攻撃の潤滑油となれるか。

前半

圧倒的な支配率で先制点を狙う

ブライトンの前半
ウェストハムの守備の形もあり、前半通して87%という圧倒的な支配率で試合を進める。
中盤のギルモア、グロスで時間を作りマーチ、三笘の両サイドから打開を狙う形でゴールに迫るが、中央に数をかけ締めるウェストハムの守備に苦しめられ中々先制点を挙げれない。
三笘は時間を作ることもあれば自分で仕掛けマイナスのクロスを
上げるなどコンディションは十分。
1点を失ってしまった前半だが、後半はどのように戦術を変え展開していくかが楽しみだ。

数少ないチャンスをモノにする。ハマーズのカウンター

前半は中央を締め、センターラインを越えてもなお強くプレスにいかないウェストハム。
ライスが抜けたものの、ウォードプラウズ、アルバレスが加入した中盤の強度は上がっていた。
前線にアントニオを残しカウンターを狙う戦術が見事にハマる。
ウォードプラウズがインターセプトしボールを奪うと前線のアントニオへロングパス。アントニオが1人交わし左からボックスへ侵入しゴール前の
ウォードプラウズへ出すと1度ブロックされるも続けてシュートを放ち先制
守りに徹するも数少ないチャンスを決め切ったウェストハムが先制する前半となった。

後半

ブライトンの猛攻、立ちふさがるアレオラ

後半がスタート
前半に比べ、ウェストハムが攻めに出てきたこともありブライトンのチャンスが増える
三笘は左サイドからチャンスを伺うもハマーズのツォウファル、アルバレスに防がれ仕事をさせてもらえない。それに加え、ハマーズのアレオラの
ビッグセーブが連発する。
グロスのボックスライン際からのグラウンダーのシュートで1点を返すものの追加で2失点を許し痛い敗戦となった。

攻守全てが噛み合ったハマーズ

前半を1点リードで折り返したハマーズ
後半、負傷交代で投入されたベンラーマが魅せる
カウンターの場面左サイドをベンラーマが突破し時間を作ると
絶妙なクロスを上げる。そこに走りこんできたボーウェンが見事なトラップで収め追加点を決める。
その後アントニオが得点しホームのブライトン相手に3点リードという状況を作り出した。
守備に関しても、ツォウファルが三笘を完封、アレオラが9セーブを記録するなど攻守ともにクオリティの高いサッカーで好調ブライトンを下した。

試合結果

Brighton 1 - 3 West Ham
◆Brighton
Gross (81')

◆West Ham
Ward-Prowse (19')
Bowen (58')
Antonio(63')

Pick up

◆Brighton
13.Gross
この試合、ギルモアとのコンビで先発したグロス
前半での猛攻の際も多くのチャンスを演出し、両チームで最多の
6つのチャンスメイクを記録した。
試合自体は負けてしまったものの、ダフート、ギルモアのコンビの相方とし定着をアピールしている。

◆West Ham
23.Areola
3試合連続でゴールマウスを守ったアレオラ
この試合では全体通して精度の高いセービングを見せ、失点を1に抑えた。
また、9セーブを記録し勝利の立役者となった。
30歳のフランス人キーパーはファビアンスキの座を奪えるのか。

総評(個人的な感想含む)

開幕連勝しているブライトンと前節チェルシーに勝利したハマーズ!

中々印象的な前半だった。
徹底的に守り、パスコースを切る守備に徹したハマーズ
87%の支配率を記録されるもチャンスを逃がさないカウンターで先制
フィジカルとスピードを兼ね備えているアントニオが前線にいることで出来る戦術だと感じた。
そこに加え、突破力のあるベンラーマ、パス精度と決定力を兼ね備えたボーウェンで追加点を演出。
守りは新加入のアルバレスが統率を取り、ゴールマウスには鉄壁アレオラ
攻守共に非の打ちどころがない試合だった。

一方のブライトン、ハマーズの中央を締める守備で中々点が奪えていなかった。サイドからクロスを入れてもズマ、オグボンナのコンビに弾かれる
ボックスライン前から仕掛けようとしてもアルバレス、ツォウファルに潰されてしまう。
グロスが見事なミドルシュートで1点を返すもアレオラのビッグセーブの連続で得点は1点止まり。3連勝を飾ることはできなかった。
三笘に関しては、スペース、時間を生み出すプレイは出来ていたが相手DFの
ポジショニングが良くクロスも弾かれてしまうなど思うような攻撃が出来ていなかった。
ホームで痛い敗戦となったデ・ゼルビはどう修正をしてくるのか今後楽しみだ。

好調の2チームの試合はアウェイのハマーズが勝利する意外な展開となった
あの攻撃のクオリティとアレオラはずるい、、
前節もビッグセーブを連発していたし、このクオリティを継続してきたら
ハマーズ自体脅威になる予感がする、、

ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次の試合で!

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