Premiere League 第4節　Manchester City VS Fulham

両クラブの状況

◆Man City
前節、シェフィールド相手に苦戦を強いられてしまったシティ
圧倒的に主導権は握っていたが、難しい試合になった。
開幕から無敗、全勝で来ているシティ
フラム相手に勝利を継続し4連勝となるか。

◆Fulham
前節、アーセナル相手に善戦し引き分けに終わったフラム
ミトロヴィッチが移籍し、エースストライカーが不在となってしまった中
移籍したヒメネスへ期待が集まる。

スタメン/フォーメーション

◆Man City
この試合では新加入のドクが早速先発となった。
グリーリッシュが怪我の影響でベンチ外となり代わりにフォーデンが左サイドで先発となった。
また、前節に続きロドリとコヴァチッチがコンビを組む。
新加入のヌネスはベンチスタートとなった。

◆Fulham
フラムは前節に続きヒメネスが１トップを務める。
直前まで移籍報道が出ていたが結局まとまらなかったパウリーニャはベンチ外となった。

前半

シティとしてのドクの起用方法

前半、シティペースで進むと思いきや、フラムが後ろでブロックを組むような形で守りを強化してくる。
ボックス付近まで運ぶことは出来るものの、そこからのフィニッシュが中々決まらない。
新加入のドクに関しては最初は右サイドで先発したものの、途中でフォーデンとサイドを変更し左サイドへ。
加入後初戦ということもあり、周りとの連携等若干まだ課題点は残るか
持ち味のスピードに関しては申し分なし、周りを使った攻撃、逆に自分が使われる際の攻撃パターンなどがあると今後更に化ける可能性がある。
シティとしてはハーランドのパスからのアルバレス、アケのヘッドで1点をリードし前半を終えた。

引いて守り、一瞬のスキを狙うフラム

前半ではハイプレスをかけず、引いて後ろでブロックを組み対応するフラム
ウィルソン、ペレイラがチャンスを伺いロドリ、コヴァチッチのボールロストを狙いマークを付ける。
だが、フラムとしてもパスミスが目立ってしまい、ボックス前まで運んでも
フィニッシュまでいけないシーンがいくつか見受けられた。
結果としてコーナーからヒメネス→リームの形で１点を返すも、ATに勝ち越し弾を決められてしまう。
後半で一矢報いることができるか。

後半

シティの猛攻、交代組の意地

後半がスタート
シティはアカンジの偽CBを辞めフォーメーションを変えてきた。
それによりロドリ、コヴァチッチでボールを落ち着かせる時間が増え
前線へのボール供給がスムーズに。ハーランドが躍動し後半でハットトリックを達成、前回外してしまったPKも難なく決め得点ランキングトップに躍り出た。
また、目を見張る活躍を見せたのは交代組のメンバー
フィリップスも落ち着いてプレイ出来ていた、ボブ、ルイスに関しては
IHの位置で上手く攻撃に転じる動きを見せていた。
ゴメスに関しては左サイドからフェイントで１人抜きハーランドへ絶妙なパスを供給しアシストを記録した。
主力組、交代組が躍動し5-1と大勝した。

防戦一方のフラム

1点ビハインドで迎えたフラム
前半でディオプがイエローをもらってしまったのもあるが、少し慎重になっていたか大量得点を許してしまう。
攻撃面ではウィリアン、トラオレなどを投入し変化を加えるも
良さを見せることができないまま試合は終了してしまった。
ペレイラ、ウィルソンなど中盤の選手の活躍、ストライカーのヒメネスの活躍が今後の課題となるか。

試合結果

Man City 5 - 1 Fulham
◆Man City
Alvarez (31')
Ake (45＋5')
Haaland (58' 70' 90＋5')

◆Fulham
Ream (33')

Pick up

◆Man City
21.Gomez
76分に交代で出場したゴメス
左サイドからのボールキープから見事な突破からのハーランドへの
アシストでコンディションの良さを見せつけた。

◆Fulham
7.Jimenez
1トップとして先発したヒメネス
前半こそ目を見張る活躍が出来なかったものの、後半に入ってからは
ボールを収められる展開が増え、前線でのチャンスメイクに貢献した。

総評（個人的な感想含む）

連勝中のシティとフラムの一戦！！

シティはこの試合全員がクオリティ高かった、、
ハーランドはもちろん、フォーデンのドリブルにアルバレスのスペースに顔を出しチャンスメイクする場面、ロドリコヴァチッチのボール回収から前線へのキーパスの供給。
少し前半はシティ側でもパスミスが何本かあり不安になったが後半の爆発的な得点力で巻き返してくれた。
ドクに関してはデビュー戦ということもあるので、及第点といったところ。
今後周りとの連携や、スペースの見つけ方など慣れていってくれればいい。
何より交代組が全員と言って良いほど及第点以上のパフォーマンスを見せていたのがうれしかった。
ボブはIHでの起用となったが、ドリブル、推進力、パス全て申し分なし。

一方のフラム、前半は守備が上手くハマっていて良かった。
攻撃面ではミトロヴィッチが移籍したためヒメネスが１トップで先発
まだ少し順応が必要か、後半はボールを持つ場面が増えたがまだ時間はかかりそう。
ペレイラ、ダコードバリードなどスピードのある選手がいかに中盤でボールを持ち仕掛けられるかが今後フラムの明暗を分けそう、、

とりあえずシティは連勝継続！若い選手たちの活躍も出来て最高の試合でした！！

ここまで読んでいただきありがとうございます！
ではまた次の試合で！