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[ショートショート]ショートショートの作り方

ショートショートの作り方を教えられるほど、私は偉くはないけれど、こういう題名を付けてしまったからには、書かないわけにはいかないわけです。

ルールとか定義とか、そんなのは知らない。きっとウィキペディアに色々載っているだろうし、どこかの偉い作家さんがちゃんと定義しているはずです。

私が思うのは、たったの一つ。
オチがあればすべて良し。

ショートショートなんだから、短編小説じゃなきゃダメだ。物語として、起承転結が必要じゃないか。じゃあ、題名は要らないのか?うるさい黙れと言ってやりたい。色々あるさ、言えばキリがないだろう。だから、単純明快に説明しているんだ。

それくらい分かりなさい。

ショートショートってのは、読者が読んだ後に、良いオチだったと思って貰えることが最大の目的なわけだ。オチのために全力投球するわけだ。起承転なんてどうだっていいわけだ。だって、短編小説だぜ?物語なんて言ったって、たったの原稿用紙数枚程度。読者に涙を流させられないし、恋心も抱かせられない。胸が熱くなったり、興奮したり、ワクワクしたり、そういうことは、我々の戦場ではないわけだ。

我々は単一つ、オチに全てを捧げるしかないのだ。
ショートショートというのは、そういうジャンルの作品なわけだ。

そういう意味では、短編だろうが、長編だろうが、オチに全てを捧げた作品は、ショートショートと定義したって良い。大体、短編ってのは原稿用紙何枚なんだ。『。』はいくつまで使っていいんだ。原稿用紙3枚だって、1枚に比べれば長編だろうが。逆に原稿用紙10枚だって、100枚に比べれば短編だろうが。

分かってる。屁理屈だってのは、分かっているんです。大分、熱くなりました。ごめんなさい。ええ、言いすぎました。どうしようか、纏まりがなくなってきましたね。えーと、ショートショートの作り方ですよね。なんだか、頭が沸騰し過ぎて混乱してきましたよ。

そろそろ、文字数も増えてきたし、少し休憩しましょう。何たって『ショートショート』ですからね。文章は、短いに越したことはない。え?さっきと言ってることが矛盾してるって?これじゃあ、本末転倒だ。すってんころりん、さてさて転んだところで、物語も終盤だ。起承転結、最後のオチはどうつけるかって、そりゃあ、お茶でも飲んでホット一息つきましょうや。はい、これでオチ着きました。


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平凡なサラリーマンの創作短編集です。気楽にどうぞ。

ショートショート集です。 高校から今までちょこちょこ作ったショートショートを載せています。 人気があれば随時、更新していきたいと思いま…

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