多様性と聞いて何を想像しますか?
LGBT🏳️🌈の事いの一番に考えますか?
それとも…
これ見よがしに新宿のトイレの話とかするつもりもないのだけど、
今の多様性万歳な感じに対してうっすら違和感感じている人も少なく無いのでは。
同一で無い人や文化を受け入れる広い心を持ちましょう…って当たり前じゃないの?
そもそも均一、均質な世界の方がちと居心地悪そうだしね。
常態がどちらであるか?ということだと思うのだ。
日本は今まであまり混血してこなかったし、限りなく単一民族国家であるからしてある種の同化みたいなものが起こりやすいのかもしれないけど、本来的には性差については寛容な歴史を持ってるし、江戸時代から識字率80パー超えてるようなインテリゲンチャの国よ。
なんというか民度という点では世界屈指なのは間違いないし、異文化に対しての偏見も、なんていうか擦れてない、名門女子校出身の恋愛観みたいなハードル低いんだか、高いんだかよくわかんないような…
なんでもかんでも醤油かけて食ってるくせに意外とサルサソースってのも美味いじゃん。
みたいな。
懐の深さがジャパネスクの良いところで、別に制度としてどうこうしなくても良いと思うんだけど。
やたらと何でも法案にしたり、あるいは任意団体作ってデモ行進とかしなくても文化的な部分は自然な民意に任せておけば良い感じに収まる柔らかさを日本国民は持ってると思うのだけど。
寧ろ「お上」意識のせいで、昨今の裏金やら、経団連の言いなりにずっとなってきた政治へのボトムアップは
難しかなっているけど、
戦後レジームに対して自浄作用が働かないのは明治以降の多民族を統治する為の西洋的な制度設計が頑丈すぎて、やばいよなぁって思っても容易に方向転換できなくなってるってことだと。
一人一人の最善の考えが途中で詰まって上に上がらない現在への特効薬は、多様性とか言う前に一旦全部リセットしておおかたの仕組み、制度を再設計しなくてはいけない。
現在必要な多様性とは必ずしもマイノリティを救済することだけではなく、寧ろサイレントマジョリティの声を聞くことだと考える今日この頃。