「生物作家」を目指す、大人モドキの第一歩。

生き物全般が好き。動物も植物もなんでも。でも、別になにか動物を飼いたいわけではないし、植物を育てたいわけではない。
拾い物が好き。動物でも植物でも石でもなんでも、「何かのかけら」を集めるのは楽しい。
絵をかくのも好き。粘土をこねこねするのも好き。だがしかし今は時間がない…
日々、仕事に忙殺されるままあれよあれよと十数年。そんななか、ふと、なんか息苦しい…生き苦しいなぁと思ってしまったのが多分きっかけ。

もちろん、今の仕事は仕事でやりがいもあるし、好きでやれている部分も多い。
しかし、どうしても「会社の中の自分」や「お客さんと接している自分」が、別のイキモノにしか見えない今日この頃（当たり前か！）。
しかし、〇〇さんらしいね、そういうの好きだもんね、という誰かの言葉が、まったく別の人の話をしているようで、だれの話をしているんだろう…なんだか居たたまれない気持ちになる。
たぶん、うまくバランスをとれなくなってきているようなんだ。

本当は僕、そういうキャラじゃないんです。
確かにそれは好きだけど、でも、そういう好きじゃないんです…というのが言えないぐらいには虚像が出来上がってしまっているようなのだけど、
別にだからといいて会社の中でキャラの変更をしたいわけでもないし、知ってほしいわけでもない。
これが大人になるってことなのか…？そんな、大人モドキのまま、ここまで来てしまったのだと思う。

大人を演じているだけの、大人モドキの僕にはたぶん、だれにも邪魔されない、子どものままでいられる場と時間が必要なんだと（ようやく）気づいたわけで。
いい年してなにやってんの？と否定されるでもなし。誰かの目を気にする必要もなく、好きなことを好きなだけやってみる。
でも、たぶんどこかの誰かにはちょっと見てほしい。そんな気持ちで、noteを始めてみました。

生物のイラストを描いていくのか、デザインをしたいのか、はたまた立体的な何かを作りたいのか、その辺は全然決まっていない。
ただ、何かを作りたい。できれば大好きな生き物たちで。
それを積み重ねていけば、たぶん、もう一度僕の世界を作り直していけると思うんです。

その決意表明と、最初の一歩をここに記す。