嫌われ者のかめむし。

私は三浦市の田舎にすんでいます。
外に洗濯物を干すと、いつものマルカメムシがくっついている。
きっと都会でも田舎でもこんなことよくありませんか?

どうやってはらおうか?
手ではらうと、あの強烈な激臭が服につくとおもい、逃げるまで待つか?
それとも一気にはたいてみようか。

そう、洗濯物はカメムシとの戦いが多いはず。

そこで私は思った。

この嫌われ者のカメムシを児童書風に作ってみようと。

主人公はマルカメムシのシロ。
シロの体の色は全て白。
これからたくさんの森の動物や人間たちと出会い
シロの物語は始まるのである。

マルカメムシはどんなカメムシか。
茶色くて丸っこいカメムシです。
ムカゴみたいな種っぽい形してるよね(笑)

不定期ですが、そんなマルカメムシのシロの物語を作っていきたいと思います。

たぶん、人生でこんなにカメムシと言ったのは初めてだわ・・・。

という事で早速そのまま続きで1ページ目を作成してみた。


「カメムシのシロの冒険」

あたしの名前はシロ。

そう、あたしはカメムシ。

人間たちは、あたしのことを臭いや臭いと言って、あんまり好きじゃないんだ。

でもね、あたしの体は白いんだ。

なんでだろうな?

でもそれがすごく便利なの。

白い体のおかげで、クモやカマキリから身を守れるんだ。

たまに道路の白い線でお昼寝したりするんだ。

ある日は、外に干してある白い洋服にとまったりもするんだよ。

夜になると、電気の近くに行くと、まったく気づかれないんだ。

とくにLEDっていう白い電球はすごいよ。

でもね、カメムシの中で白い体のあたしは、たぶんせかいでただ一匹なんじゃないかな?

あたしはそれでもいいんだ。

白いシロ、たくましいシロ、だって自分を誇りに思うんだから。


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