友だち候補があらわれた!
なんと スライムが おきあがり なかまに なりたそうに こちらをみている!
なかまにしてあげますか?
というドラクエの文言が浮かびました。
LINEが来たのです。
10数年前に一緒に働いていた元同僚で、わたしがその会社を辞めてから一度も連絡を取り合っていなかった女性から。
…
ええ、そうですよね。
こういうパターンは、だいたい3択です。
ネズミ講の勧誘か
宗教の勧誘
もしくは保険の勧誘。
何がしらを促されて、最終的にお金を要求される、という点では1択と言ってよいかもしれません。
LINEが来て、ああネズミ講かなと思いながらも無視する理由もないのでたまにお相手を仕っておりました。
同じ職場で働いていた頃の昔話に始まり、お互いや、当時の同僚の近況なんかを話したりして。
たまにLINEするだけなら別にこのままでいいかなと思っていたのですが、相手はどうも、オンライン飲み会的なものをお望みの様子でした。
LINEもいいけど、久しぶりに話したいな
Zoomとか使ってる?
30分くらいなら時間取れそうかな?
ああ、やっぱりネズミ講かな、という疑いを濃くしながら、待てよ…と思いました。
ネズミ講じゃなくて
宗教や保険の勧誘でもなかったとして
わたし
誰かと
Zoomで
語り合いたいだろうか?
若い頃はそれこそ、休み時間にクラスで話して、授業中に手紙を回しあって(スマホはまだ無い)更に帰宅してから家電で話す(スマホはまだ無い)という、今思えば何をそんなに話すことがあったのかな?と思うくらい喋っていた時代もありました。
でも時を経て、わたしは自問自答、という技を身につけました。
更に、夫というソウルメイトを得ました。
その上、noteというツールすら入手しました。
この人がわたしに何ら災いをもたらさない
お金を巻き上げようとしない
善良で穏やかな一般市民だったとして
わたしはこの人と、何を話すのだろう
何か、打ち明けたい悩みはあるだろうか
共有したい愚痴はあるだろうか
喜びを分かち合いたいだろうか
…
答えは否でした。
わたしには夫がいて、
あまり連絡を取り合わない生育家族がいて、
年イチくらいで会う友だちが1人いて、
仕事を持っている。
これ以上、わたしにコミュニケーションを取りたい欲が残っていない。
というか、割ける時間がない。
正直に言えば、時間を割きたいと思えない。
薄々気付いていたけれど、たまにnoteにも綴っていたけれど、ネズミ講かもしれない友だち候補が現れたことで、わたしは今が過不足のない、ちょうどいい状態であることを再認識したのでした。
↓1人だけいる友だちについてはこちら
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