見出し画像

結婚してもソロ活はする

気に入りのラーメン屋があります。

ちなみに、ラーメン屋は大体以下4パターンだと思っています(わたし調べ)。

1)安価なチェーン店

2)行列必至の有名店

3)床ベタベタの下町中華料理店

4)おしゃれヘルシーロカボ店

でもねえ
糖質制限したいわけじゃないし
中華料理をたんまり食べたいわけでもないし
女1人で入って身の置き所の無い店は嫌だし
でも美味しいもの食べた!って気になりたい
という日もあると思うのです。

そんなわたしの欲求を余す所なく満たしてくれる気に入りのラーメン屋、一杯 ¥1,000。

月イチくらいで行っちゃいますよねぇ。

その店は、カウンターしかありません。
でも水を飲むのを制限してくるような頑固おやじが取り仕切っているわけじゃないし
ごく落ち着いた雰囲気なので
女性1人客がわたし以外にもポソポソいます。

わたしも思い立ったら吉日でいつもフラッと立ち寄りますが、すぐ近くのラーメン屋はいつも行列しているのに、その店はいつも客の入りがほどほど。

誰も入っていないところも見掛けない代わりに
ぎゅうぎゅうに混んでいることもない
いつも、絶妙にほどほどの混雑具合なのです。

待つのは面倒だし、客が自分1人だとどうも緊張してしまうわたしに優しい入り具合。

しかも美味しい。

わたしの知らない調味料や香辛料が恐らく幾種類も入っていて、ただ辛いとかしょっぱいだけではない、ごく複雑な味がします。

クックパッドやクラシルには載っていないし
よしんば載っていたとしても
紀伊國屋とかで名も知らぬスパイスを仕入れるところからのスタートとなることでしょう。

そういうお味。

わたしはお酒が飲めないので、1人でバーに入る行為は躊躇われます。

でも一応都会の端っこで暮らしていて、一応自分の食い扶持程度の細々とした収入がある身としては、たまにはちょっとした贅沢を1人で楽しみたい。

夫といるのはこよなく楽しいけれど、
1人もいいなぁ、と思える時間も嬉しい。

そういうときに立ち寄ります。

照明が暗めなのもいいのかもしれない。
わたしは夜、煌々と明かりが灯っている場所が苦手。コンビニとか。
だから自宅も夜は間接照明しか付けません。

訪れた人に「ムーディーだね」と言われ、勝山かな?と思いました。
割と好きでした。元気かな。

気に入りのラーメン屋で夕飯をいただき、気に入りの複合施設で雑貨なんかを見て、気に入りの街を風に吹かれながら散策して、家に帰る。

結局お金はラーメン代の1,000円しか使わない、でもとても贅沢なわたしだけの時間です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?