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「女だけの社会」は、実現可能かも

ドラマ「大奥」を見ていたら、大奥史上最大の悪と呼ばれる女性が、男性嫌悪を露わにする場面がありました。

男が政を語るのではないわ!
大体、男など女の力がなければこの世に生まれ出ることもできぬ出来損ないではないか!
出来ることといったら乱暴と種付けだけ。
そんなクズを盛大に殖やしてどうしろと言うのじゃ!

おお…
これは、性差別だ。
いけない。
ダメだ。

…でも、心の中にほんの少しだけ「まあ確かにな」と思ってしまうわたしもいたのですよね。

この世には素敵な男性がたくさんいるし
わたしは夫のことが有史以来1番好きだし

だから「男なんて全員死に絶えろ」
などと思っているわけではありません。

でも実際、過剰な男性性がもたらす様々な害悪で受ける社会の負担は大き過ぎるものがある、とも思います。

iPS細胞って、あるじゃないですか。

あれって、負担の少ない方法で細胞を取って、それをまっさらな細胞(iPS細胞)に戻して、そこから例えば皮膚にしたり、内臓を作ったりして、ケガしたり病気になったところを総とっかえ出来るようになる、みたいな話ですよね?

他者から臓器提供を受けると拒絶反応が起きがちだけど、自分の細胞から作れば、自分から出たやつが自分に戻るだけ。

だからなんか、自然に定着しそうだよねって話。

(雑…もっときちんとした情報が必要な人は、別途調べてくださいね)

まっさらな細胞に戻したあと、なんの細胞にするかを人為的に方向づけることが出来る技術。

だから、女性から精子を作ったり
男性から卵子を作ったりすることも
たぶん、いずれ、出来そう。

それを知ったときわたしは、あ、じゃあレズビアンもしくはゲイカップルでも、今のように他所から精子や卵子の提供を受けずとも、真に自分たちの子どもを持つことが出来るようになるんだね!

と思いました。

で、最近、別の発想がふと浮かんだのです。

今のところ、人口子宮完成の目処はたっていない(公には)。
結構、子宮を作るのって難しいことらしい。
確かに、そもそも子宮内で何が執り行われているのか解明するの、大変そうだもんなあ。

だから妊娠・出産は現状、女性の体に頼らざるを得ない。
でも、女性から精子を作ることは出来そう…

ってことは
「女性だけの社会」は割と
近い未来に作れそうだねと。

現時点で女性だけの社会を構築しようと考えたとき、仕事も家事も育児も政治も経済も、ロボットとAIを駆使すれば事足りると思うけれど、次世代に繋げようとしたとき足りないのは、精子だけ。

でも、それも女性から作ることが出来るなら、男性っていなくても何とかなる気がする、と。

まあ、結局女性だけの社会を作っても、その中で男性性の高い女性が誕生しそう。女子高でモテる女性がいるみたいに。
あと、フィジカルで勝る他国に滅ぼされそう。

だから本当に実現可能かは分からないけれど理論的には出来そうだし、そもそもY遺伝子は徐々に小さく短くなってきているみたいだし、いつかそういう社会が生まれる可能性もあるのかも、と思った次第です。

うふふ。

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