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初めて子猫を迎える時に用意するもの🐈

長年の夢だった子猫を家にお迎えしたい、もしくは何かのきっかけで子猫を保護したという時にまず何を準備したらいいのか? そもそも何をしてあげたらいいのか? がわからないですよね。初めて子猫を飼うのだからそれで当たり前です。

店員さんに色々教えてもらったけれどもよくわからない、ネットで調べたけれどもどうもピンと来ないといった方に向けた基本の話をお伝えしていきたいと思います。

第一弾は「子猫のために用意しておきたい物」 

これを揃えておけばとりあえず大丈夫かなという物をご紹介します。


用意するもの





キャットフード


子猫が家に来た時に与えるフードはペットショップやブリーダーさんのところであげていたものと同じものが良いでしょう。3ヶ月以下の子猫の場合は少しふやかして1日3回程度あげてみましょう。
保護した子猫の場合は1ヶ月半くらいまではキャットミルクを使用する場合もあります。2ヶ月齢に近くなったらペットショップで子猫用のドライフード(カリカリフード)を選びます。

ウェット(缶詰やパウチ)やチュールなどはあげ過ぎないように。ウェットをあげすぎるとそれしか食べなくなることがあります。20年間ウェットフードのみで飼うのは大変ですし、災害時にウェットしか食べない、病気になった時に療法食を食べないなど困る事もあります。

フードがたくさんあってどれを選んだらいいかわからないという場合は、ロイヤルカナンやヒルズのような聞いたことがある会社の中間くらいのお値段のものを購入すればいいかと思います。あんまりにも安いものはオススメ出来ませんし(安いには安いなりの理由があります)、なんとかプレミアムやなんとかスーペリアなどの最高級な物を選ぶ必要もありません(こちらは金銭的に余裕があれば買ってもOKですが)。

だいたい6ヶ月齢までは子猫用のドライフードをメインにあげていれば大丈夫です。


トイレと猫砂


トイレは大きさが十分であれば最初はどのタイプでも大丈夫です。大きさの目安は猫が中で楽に向きが変えられるくらい。猫砂を飛ばすタイプの子猫だと壁があるものの方が掃除が楽かもしれません。

猫砂は子猫のときは粒の大きいパルプなどの物は避けた方がいいかもしれません。オシッコの色と量が見やすい白色系のものがオススメです。青く変色するものなどは便利ですがおしっこの色の変化や血尿などを見逃しやすくなります。
たまに猫砂を食べてしまう子がいますので最初のうちは食べたりしないかをよく見ておいてあげて下さい。食べてしまうと水で膨れますので腸管に詰まってしまうこともあります。


餌入れ


食べやすい高さで割れない素材を選びましょう。餌入れはなんでもいいと思いますが、あんまりにもガツ食いで吐いたりする子はわざと食べにくくしてあるお皿もありますのでそういう物を使ってみるのもいいかもしれません。


ベッド


屋根がない物と屋根がある物の両方を用意してあげるといいかと思います。そして出来ればベッドに入っている時は無理に起こしたり、抱っこしたりしないというルールを決めることをオススメします。子猫には睡眠が必要です。こんなに寝るの!?というくらい寝ます。最初は子猫がいるのが嬉しくてつい構ってしまいがちですが、ここにいれば邪魔されないという子猫が安心出来る安全地帯を作ってあげる事も大事です。


キャリー


キャリーは横と上が開いて、しかも上半分が取れるプラスチック製の物を買って下さい。もうコレ一択です。


オススメのキャリー 上も横も開くタイプ
オススメのキャリー 上半分を外すことも出来ます



安いとか邪魔にならないからと言って布製のトンネル型でしかも片方しか開かないタイプは止めましょう。入れるのが大変だし、動物病院とかで出すのも大変です。最近はリュックタイプも流行っていて宇宙船みたいな窓がついた可愛いものも販売されています。あのタイプも悪くはありませんが、転がりやすく置く時は注意が必要です。

災害時には猫ちゃんを入れて逃げて、そのキャリーの中で何日か過ごさないといけないことになる可能性があります。色々と想定して最適な物を長く使いましょう。


2階建て以上のケージ


子猫を部屋の中に放すとどこかに行きます。こんな所に入れないでしょという狭い隙間や、こんな高い所に行けると思わなかったという高所に行ったりします。洗濯機の下に入り込んで、洗濯機を動かすことになったといった報告もザラにあります。また帰ってきたらソファがビリビリ、布団にオシッコなどもあり得ます。そういった事件を防ぐためにも初めて子猫を飼う場合は屋根付き2階建て以上のケージを用意する事をオススメします。屋根なしはあっという間に脱出されます。

中にご飯、トイレ、ベッドをおいて快適に過ごせるようにして、最初のうちはお出かけ時はケージに入れておくようにしましょう。


おまけ

最後に準備するものとは関係ありませんが、注意事項を1つ。異物誤食に気をつけましょう。異物誤食とは食べ物ではない物を誤って食べちゃうこと。良くあるのは紐で釣りのように猫ちゃんを遊ばせてあげるおもちゃの紐の部分、それからジョイントマットの端っこです。おもちゃは使ったら子猫が届かない所に片付ける。ジョイントマットは敷かない事をオススメします。


いかがでしたか。とりあえず第一弾は「子猫のために用意しておきたい物」をご紹介しました。しっかりと準備してあげてハッピーな猫との生活をお過ごしください。

第二弾は「子猫を動物病院へ連れていこう! ワクチン?駆虫?何をしたらいいの?」をお送りする予定です。そちらも是非ご覧ください。

鳴神 瀬文 がお送りしました🐈

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