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【無料公開】CTRの高い商品トップ画像の作り方

ゆうすけです。

楽天でアクセスを左右する「商品トップ画像」ですが、CTRの高いクリエティブはどんな画像なのでしょうか?
楽天の店舗運営を担当することになった時から、ひたすらにCTRの高いクリエティブについて研究していました。
今回は楽天で「CTRの高い商品トップ画像」の作り方について解説していきます。

Amazonと違い、楽天やYahooショッピング・Q10はトップ画像(サムネイル)を作り込むことができます。
テキストや背景など細かい規約はありますが、楽天はまだまだトップ画像を作り込めるモールだと思っています。

検索結果から売上を構築していくモデルならトップ画像の攻略は必須です。
最近では型番商品でもクリエティブに力を入れている店舗さんも多数いらっしゃるのでOEM商品の場合はより作り込みが必要かと。

ですが、楽天の検索結果を見ると白抜き画像だったりキャッチコピーの文字サイズが小さすぎるクリエティブが多い印象です。
今回は僕が行っている商品トップ画像の作り方を一部紹介したいと思います。

では早速、解説していきます。


■あなたの商品で一番伝えたいことは何か?


あなたが販売している商品で一番伝えたいことは何でしょうか?
どんな商品でも一番伝えたい事があるはずです。
キャッチコピーを作る際はまず、どんなことが謡えるか情報を集めましょう。

例えば

・希少な成分を配合している
・楽天週間ランキングを受賞した
・商品を使った後のベネフィット
・コスパが良い
・レビュー評点or件数が他と違う

などなど。

クリエティブを制作する前に箇条書きでも構いませんので情報を集めることが重要です。
競合のキャッチコピーを真似ても、クリエティブの差やその他で負ける確率が高いです。
競合他社にはない商品の良さ・伝えたいことをしっかり認識することが大切。

既にLPがある場合はテキスト一言一句読んでいきましょう。
LPがない場合はLPも作りましょう笑
トップ画像とLPは親和性が必要だったりします。
というよりLPがないとCV獲れません。

■競合商品のクリエティブ調査


検索結果から売上を構築する場合、競合商品のクリエティブ調査は必須です。
良いクリエティブを思いついてもそのデザインは既に競合が使っている場合も多々あります。

商品トップ画像を制作する前に競合商品がどんなクリエティブを使っているか調査しましょう。
色や素材、キャッチコピーなどは商品毎にスプレッドシートにまとめていくのもオススメです。

同じことですが、売れている商品と同じクリエティブを登録してもいきなりCTRがガッと上がるとは限りません。
むしろ売れている商品の偽物感が出たりします笑

どんなフォントを使用しているのか?商品本体とテキストの比率はどのくらいか?など細かく競合商品のクリエティブを調査することが、差別化への一歩です。

■登録後は実機で確認


実機確認、意外としていない店舗さんが多いのでは?と思うぐらいに
テキストが小さかったりします。
基本的にはスマホブラウザ・アプリで確認しています。
※自店のアクセス状況によると思いますが、ほとんどスマホorアプリからのアクセスがメインでしょう。

トップ画像を設定後はまず実機で確認してください。
確認するのは下記2箇所です。

・検索結果
・商品ページ

テキスト20%以内の規約がありますが、規約をクリアしつつテキストは目立つようにしましょう。
確認して読み取れない文字は無駄な可能性があります。
読み取れない文字より、伝えたいキャッチコピーのテキストサイズを大きくした方が良いです。

■5パターンはテストしてみる


クリエイティブはいくつかパターンでテストするのがオススメです。
キャッチコピー5パターンや背景別5パターンなど組み合わせればクリエイティブは量産することができます。
最低でも5パターンはテストしてみましょう!

クリエイティブ制作にはデザイナーさんが必須です。
楽天はイベントや特設ページなどバナーやhtmlを弄る回数が多いのでデザイナーさんの確保は常にアンテナ張っておくべきです。

■計測はRPP広告のCTRを参考にする


クリエイティブのCTRテストはRPP広告のパフォーマンスレポートが参考になります。
トップ画像を変更して一定期間配信しレポーティングしましょう。
売上を取りたいキーワードで計測するのもアリですが、僕は商品単位のCTRをよく見ています。
商品単位のCTRで1%以上をまずは目標にしてテストしていきましょう。

RPP広告の掲載順位次第でCTRは変わってくるのでテストする場合は条件が同じ状況になるように設定しています。

■顔や人物を入れる際の注意点


顔や人物をトップ画像に入れ込む場合はテキストの位置や顔・人物の向きに注意しましょう。
例えば、顔を入れた際の目の向きとかですね。
キャッチコピーと反対側に目の向きがある場合は、キャッチコピーが読みづらかったりするので注意です。
これトップ画像でやってしまっている商品かなりあります。

トップ画像を作る際は人はどんな流れで画像を見るかを調べてみると良いかと。「z読み」とかですね。
この辺りは本で解説されてたりします!
女性向け商材の場合はこちらの書籍がオススメです↓↓

人物が目立ちすぎて、キャッチコピーが目立たないのも良くないのでバランスよく配置しましょう。
計測結果を分析しているとパターンが分かってくると思うので回数積むのを推奨。


■まだまだCTRの高いトップ画像は出せる!


トップ画像の規約変更後、かなり制限がありますがまだまだCTRの高いトップ画像は作り出せると思います。
商品ページのCVR改善の為にコンテンツを追加は一般的ですが、トップ画像をテストしている店舗さんは少ないかと。(個人的な印象です。)

トップ画像のCTR次第でアクセス数も変わり、売上も比例します。
一度登録しただけで満足するのでなく幾つかパターンを試していただければと思います。

商品毎にトップ画像を凝りすぎると、シリーズ商品の統一感がなくなる・・という意見もありますが検索結果から売上を構築する場合は最適化する方が売上に繋がります。
統一感は検索結果以外でこだわれる箇所があると思うので。

今回は簡易的ですが、CTRの高いトップ画像の作り方を解説しました。
まずはアクセス数が多い商品からテストするとデータも貯まりやすいのでオススメです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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