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骨盤底筋リハビリとスピリチュアル


骨盤底筋外来というものがあるのを知ったのは、今年の2月のこと。
出産経験のある女性であれば、少し意識することかもしれない。


私は、胃の不快感が長く続いたことから、婦人科を受診するにたどり着いたのだった。
「まだ年齢的に早いから、専門でちゃんとケアした方が良い」という婦人科の先生からの紹介で、今回のことを知った。

専門医の診断では、4段階中の2段階目くらいとのこと。
年齢的に若いので、手術などしなくてもリハビリで良くなるだろうということ。
そこで、通うことができるかどうか、という選択に向き合うことになった。

骨盤底筋外来、そしてリハビリを行なっている病院は、まだ数少ないらしい。
リハビリでは、一体どんなことをするのか、とても興味が湧いた。


時間の確保との葛藤

しかし、通うとなると距離や時間の問題に行き詰まった。

病院としても3年目の試みで、まだまだ指導できる理学療法士さんの数はわずか。

そのため、予約枠も少ないせいか、対象となる日程が私にとってちょうど都合がつかないものであった。

近くであれば問題ないのだが、自宅からのアクセスに時間もかかる。


ワクワクしているのに、通うのは難しい。
さて、どうするか。
まずはそこに直面した。



とにかく行動してみる

リハビリの初回は、何とか時間が作れたので、とりあえず行ってみることにした。

マンツーマンで、ゆっくり会話をして知らなかった知識をたくさん知った。
そして、自分自身の姿勢の癖や呼吸法を知り、骨盤底筋以外でも学びがたくさんあった。
その上、美容にもとても良いことがわかった。

担当してくださった理学療法士さんは、おそらく同世代のとてもお話しやすい方だった。
事情をお話したところ、私の都合に合わせた日程でリハビリに通うことができる事、融通を利かせて頂けることになった。

え?こういう展開?
行動することの大切さを実感するのだった。



3ヶ月で卒業


そして3ヶ月。無事にリハビリ卒業を頂いた。
こんな言い方はおかしいが、病院初の、かなり優秀な成績での卒業となった。

先生曰く「まだ若いからね〜」とのことだが、現在46歳。
骨盤底筋に向き合う平均年齢から見ると、どうやら「若い」という年齢になるようだ。

それにしても、またひとつ、視野の広がる素晴らしい体験となった。



ひとつの行動から得るものの多様さ


もし、私が日程が合わないからと、行動することを諦めていたら、リハビリに通う可能性すら生まれなかったのだ。

そして自分の体を知り見つめ直す大切な機会を、自ら得ようとしなかったことになる。

今回、視野が広がったのは、リハビリに関することだけではない。

自分にとって未開発の土地や、電車のアクセスなどを知る機会にもなった。
久しぶりに電車に乗って通う体験をしたのだった。

その、慣れという行為は、東銀座でのギャラリーに向かう道中での気持ちをより気楽で軽いものにしてくれたし、電車で動くことの便利さや、変化を自分が受け入れやすいような段階を踏む手助けともなった。

その他、日常のちょっとしたことでも、今回の体験が、いろいろなことにリンクしている。
経験することの大切さを改めて感じる出来事となった。



バランスをとることの大切さ

日常生活と、肉体、スピリチュアル・・・分けて考えるものではなく、バランスをとっていくものだと、今の私は感じている。

なぜなら、この時代、肉体を選んで地球に生まれてきたのだから。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
無限の愛をこめて♡
クレオ絢子


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