ゆめのくにの菫の花はうなだれて代わりに泣いてくださる。ぽとり。
夢のなかで泣くはずだった感覚だけを残して始まってしまった一日は
治療したての虫歯みたいだ。
という、ろまんちっく。
ふ、ふ、
ゔぃおら
ゔぃおろん
ゔぃおれった
簡単にこぼすわけにはいかない泪の、生まれ損なった幽霊たち。
あれもこれもわたくしが悪いなんて、欲張りにも程がある。
水が飲みたかったんだから、億劫がらずに、起き出して、真夜中の冷たいフロォリングを踏みしめて、息を潜めて、きしりと蛇口を捻って、青いグラスに水を注いで、か、る、き、く、さ、い、みずを、のどにながしこむくらいすればよかったんだ
と、いう、後悔。の日
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