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日焼け止め

日焼け止めを塗るという習慣を、
彼女がとても幼い頃、5歳前後には、
すでに持っていたそうでございます。
僕が日焼け止めと出会ったのは13歳の頃でしたので、
そんな早くから使っていたの?
とても驚きました。
日焼け止めは多くの女性が’’思春期に出会う親友’’という、
勝手な考えを持っていたので、余計に。
僕の場合、皮膚ガンのリスクを考慮して、
母が僕に使うよう買ってきたのが始まりで、
長く炎天下に晒されるときにだけ使っております。
日焼け止め、使い切った試しがありません。
彼女が幼い頃に使い始めたのも、
皮膚ガンのリスクを考慮してのことだったようですが、
オーストラリアでは一般的なことだそうです。
幼い頃から常用することが。
僕が幼い頃は、
晴れてるー!外で遊べるー!やったー!
といったように、
太陽が燦々と降り注ぐことが、
日焼けやガンといったようなものに繋がるという思考回路は全くもって持ち合わせていませんでした。
外遊びを許可し誘う使者のような存在でしかありませんでした。
彼女のお化粧はとてもシンプルで、
化粧下地に日焼け止め、
そしてマスカラでぐいーんと仕上げて完成です。
僕はそのシンプルさを好ましいと感じているわけでございます。
そのことはさておき、
彼女が近くのスーパーまで出かけるだけのときでも、
化粧下地に日焼け止め、は欠かさずやっております。
マスカラまでは必要性を感じていないようで、
日本の女性は素晴らしいね
と、スーパーにいるfancy ladiesに感銘を受けておりました。
オーストラリアではそんなこと気にしないそうで、
着飾ってスーパーに行く人を滅多に見かけないそうです。
ですから、彼女の父が日本に来たときに、
綺麗な女性が多い
と驚嘆していたそうです。
女性に比べて男性の外出準備は微々たるものですので、
定期的に、
もし僕が女性だったら習慣化できているのかなあ、
なんてぼんやり考えるときがやってきます。
ぼんやり、なのは、
できないだろうな、
とどこかで分かっているからだろうと思いますが。
できても彼女のシンプルさと同じくらいでしょうか。
もし僕が女性だったら、
と考えて、想像できるお化粧の具合がマッチする女性に、
心惹かれて好きになるのかもしれないな、
そんなことを思います。

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