身体は敏感に訴える

季節の変わり目。
鼻水がさらりと流れたり、
目がちくちくと痒くなったり、
身体が、
季節が変わっているよ、
そう訴えてきます。
僕の身体の場合、訴え方が尋常ではなく、
朝起きたら、
殴られた後みたいに腫れた目になっていることもしばしば。
寝ている間にすごく目をこすっているんですよね。
それで起きてしまうこともありますので。
いただけないお話でございます。
彼女はそんな僕の姿を見て、
日本人の花粉症の悲惨さを驚きをもって振り返っていました。
日本に来る前は、
誇張した描写なのだろうと考えていたようですが、
実際に来て、
マスク、ときには眼鏡まで着用している人々を見て、
事実だったんだ、
そう驚嘆したようです。
誰かがくしゃみをすると、
bless you
と言うことがありますから、
オーストラリアの花粉症が日本ほど悲惨であれば、
あちこちで、
bless you
絶え間なく言われ続けていることでしょうね。
そんな文化で育った彼女ですから、
僕がくしゃみをすると、
take your marks
whistle
水泳選手のごとく素晴らしい反応で、
bless you
が僕の耳に飛び込んできます。
ですが、kittyがくしゃみをした場合、
Did you hear that?
That's the cutest sound in the world right?
と、くしゃみという枠から外れた、
かわいい鳴き声の一種、というような捉え方で、
kittyのそれを聞いているようです。
当の本人は、
なにかあった？
そのようなきょとんとした表情で彼女を見つめておりますが。
季節の変化を身体がひどく訴えてきている方、
秋を楽しみに耐えて、耐えて、乗り切りましょう。
bless you