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魅惑的なとろけ方

祖父母の家から実家に届いた大量の野菜を、
母が、僕たちの所へ送ってくれるということになりまして、
野菜好きの僕はとても嬉しく、
大歓迎でございました。
彼女の好きなものもなにか入れたいんだけど
と、母が尋ねてきましたので、
アボカドが良いかな
僕は返しました。
アボカド、彼女は大好きでございまして、
アボカドのある朝などは、
半分をトーストに乗せて食べております。
アボカドをスプーンで崩して、
そこにブラックペッパーをささっと。
とてもシンプルながら、美味。
彼女のこのスタイルを見るまでは、
僕の中ではアボカドは、
サーモンやエビといった魚介類のベストパートナーであって、
単体で食べられることはあまりないものだと勝手に思っておりましたが、
アボカド単体でも、
ああ、また食べたい
そう思わせるほどの美味しさがあるとは知りませんでした。
「森のバター」と言われるだけあって、
口の中に入れたときの、
とろりとした重厚ななめらかさは絶品で、
トーストの上でバターが溶けていく様子を想像しながら、
舌の上で少しばかり放置したくなってしまいます。
熟れに熟れたアボカドでしか味わうことのできないことですが。
そのように、とてもリッチな味わいのアボカドでございますので、
どのように調理するのが美味しいのか、
今のところ全く分かってないわけでございまして、
ひたすらに、そのまま楽しんでいるわけでございます。
なにかバリエーションを持たせようにも、
サーモンに添えてみたり、
マグロと長芋のとろろに落としてみたり、
アボカドそのままを加える方法しか思いついておりません。
それだけでとても満足しているわけではございますが、
他にはどのような方法があるのでしょうかね。
いろいろ調べてみましょうかね。
とは思うのですが、
あの舌でとろける感触を、
そのままに味わいたいと思ってしまう僕でございます。
「森のバター」は魅惑的でございます。

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