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甘えたらいい、なんて

先日、2日続けて彼女も僕も、
朝早くから夜遅くまで家を空けておりまして、
kittyにひとりぼっちで過ごしてもらうことがありました。
1日目の帰宅時は、
窓の外にいる僕たちを発見して、
みゃーお、みゃーお
と声をかけてくれ、
彼女が玄関でkittyを抱き上げ、
しばらくすると、
ごろごろ
と鳴き始める、といったような具合でした。
いつものことなので特別なことではありません。
ですが、2日目はといいますと、
さみしさが募ってしまったのでしょうか。
窓の外にいる僕たちを発見して、
みゃーお、みゃーお
と声をかけてくれるところは一緒だったのですが、
玄関を開けたときにはもうすでに、
ごろごろごろごろ
と大きく鳴いておりまして、
Ah baby boy, I'm sorry.
Did you miss two humans?
そうやって彼女が、
まだ灯りも点けていない薄暗い玄関で、
’’永い’’抱っこでkittyに応えておりました。
そんな彼らを後ろで眺めながら、
''ONCE ダブリンの街角で''をもう一度観たいな、
いや、少なくとも''Falling Slowly''は今晩聴こう、
そんなことをぼうっと思っておりました。
目の前で愛情が注がれている瞬間を見られる機会というものは、
大変珍しく貴重であると漠然と感じますので、
いつも真っさらな気持ちで、
良いな、
と思います。
もっと人に甘えたらいい
なんて言われるたびに、
甘え方なんて知らないし、分からない、
そう心の中で吐露する僕ですが、
kittyを見ていると、
僕も知らず知らずのうちに甘えていることがたくさんあるんだろうな、
と思います。
甘え方を知る必要はないでしょうけれど、
無意識のうちであっても甘えている自分がいる、
ということは自覚する必要があるのでしょうね。
kittyとともに、
甘えている瞬間探しを楽しんでいきましょうかね。

少しでも良いなと感じていただけたなら幸いです。 Instagram : clemandhiro こちらもどうぞよろしくお願いいたします。