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子と、親と、

先日、突然のお荷物のお届け。
お届けものはいつも突然ですがあしからず。
彼女は外出中でしたので、受け取ったのは僕。
達筆過ぎて読めない宛先に、
多分彼女の家族だろうな、
そう推測し、彼女に連絡することもなく机の上にひとまず置いておきました。
彼女は、自分が購入したお届けものであっても、
Oh I got a present. What is inside?
そうやってうきうきしながら開封するほど、
お届けものをサプライズとして楽しみにしておりますので、
帰宅するまで内緒にしておくのがよろしいかな、
そう思いました。
そしていざ彼女が帰宅しまして、
僕は素知らぬふりでおりましたら、
彼女が机の上のお届けものに気がつきまして、
You didn't tell me about this, did you?
と、どうして伝えなかったのかと責める勢いで言ってきましたが、
Ah you know I like a surprise
と、すぐさま合点がいったようでした。
それから宛先を確認しまして、
Oh this is from my mum
彼女の母からの突然のお届けもの。
なんだろう?
わくわくしながら開封。
出てきたのはジッパーバッグに包まれたクッキー。
他には?
なにもなし。
手紙もなし。
どうしてクッキーを?
彼女も解せぬようで、
I don't know.
This is so random right?
困惑した様子。
けれども、
彼女の母はたまにそのような気まぐれなことをするようでして、
彼女はそのことにある程度慣れているようです。
This is my mum
といった具合に。
二人で話し合った結果、
彼女の2歳と0歳の甥っ子のために作ったクッキーを、
遠く日本に暮らす娘にも贈りたくなったのだろう、
そのようなところで落ち着きました。
彼女は5人兄妹の末っ子ですので、
彼女の両親にとってはいつまでも子どもなのでしょうね。
彼女もそのことに関しまして同意しております。
とはいっても一筆もなく気まぐれ過ぎますので、
I won't do like this when I have a child
反面教師とまでは言いませんが、
将来子どもができたときには、
彼女の母のようにはしないように心掛けているようです。
親になるとはどういうことなのかなあ、
最近考える機会が増えました。
まだまだその覚悟はありませんが。
そのときが来ても来なくても、
考えるに越したことはないかと思います。
現時点ではkittyが子どものように感じて幸せです。

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