なめらか、ふわり。
胸周りのkittyの毛がお気に入りでございます。特に。
ずっと生え変わっていないのかな、
そう思わせるような、なめらかな肌触り。
人間の赤ちゃんの毛のようです。
日に何度も、下を向いて、
その辺りを舐めようとしているkittyの姿を見ることができますが、
空振りの連続。
バッターアウト。
ですので、kitty自身は、
その毛のなめらかさを知らないのではないでしょうか。
寒い時期は、特に、
ふわふわとした生地のもの、
ブランケットやガウンなどに触れながら、
寝ていることが多いkittyですので、
その毛のなめらかさは、
お気に入りに入ること間違いなしだと思うのでございます。
ただ、暖を求めて、
ふわふわとした生地のものに触れていたいだけなのかもしれませんが、
それでも、
その気持ちの良さにうっとりするでしょう。
僕のお気に入りを近しい人にも好いてほしい、
そのような願望が大半を占める推測ではございますが。
僕は、その毛の辺りを撫でるのが好きですが、
kittyはkittyで、その毛の辺りを撫でられるのが好きなようです。
空振りの連続でございますので、
自分の舐められない部分は、
例外なく、撫でられて気持ちが良いようです。
目を閉じて、ピースフル。
ずっと撫でていたい僕ですが、
その辺りは短時間で満足してしまうのか、
いつも、
もう行っちゃうのか
と、突然の悲しいお別れが訪れます。
僕の頭の中では、
’’なごり雪’’が流れることが定番でございます。
ああ、雪の感触にも少し近いものがあるかもしれない、
そんなことを、今、思いました。
さようなら
と言いましても、
手を伸ばせば届く距離で、
kittyはこちらを見ておりますが。
記憶の繋がり方はいつも突飛でございます。
少しでも良いなと感じていただけたなら幸いです。 Instagram : clemandhiro こちらもどうぞよろしくお願いいたします。